ふすま【×衾/▽被】
衾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/18 14:39 UTC 版)
衾(ふすま)は平安時代などに用いられた古典的な寝具の一種。長方形の一枚の布地で現在の掛け布団のように就寝時に体にかけて用いるため、後世の掛け布団も衾と呼ぶことがある。なお大嘗祭の際に悠紀殿と主基殿の中にも衾が設えられるが、この起源を日本書紀の天孫降臨の際に本文では高皇産霊尊が瓊瓊杵尊を「真床追衾」を以て覆い、天磐座を放ち天八重雲を排分けて降臨させたとあり、一書では高皇産霊尊が瓊瓊杵尊に「真床覆衾」を着せて、天八重雲を排分けて、天下し奉ったことに由来するという説がある。[1] また、平安時代などには、結婚時に、夫婦となった2人にこれを掛ける、衾覆い(同衾)という儀式に使われることもあった。
- 1 衾とは
- 2 衾の概要
衾(ふすま)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/24 23:16 UTC 版)
佐渡島に江戸時代に多く出没したと伝わる妖怪。大きな風呂敷のような姿の妖怪で、夜道などでどこからともなく飛来し、いきなり通行人の頭にかぶさってくる。どんな鋭い刀でも切ることはできないが、一度でもお歯黒をつけた歯なら噛み切ることができる。そのため佐渡では、男性でもお歯黒をつける慣わしがあったといわれている。
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衾(ふすま)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 14:09 UTC 版)
半透明の幕が包み込む。鬼神使役術でも用いられ、相手に覆いかぶせる他にも表面に映像を投影し偽の道を作るなど様々な用法がある。使役者は諏訪苑子。
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