野生児とは?

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野生児

読み方:やせいじ

野生環境で育った人間の子供を指す語。人間社会知らずに育った子供という意味で、社会常識にとらわれない異端児、といった意味合いで用いられることも多い。

野生児

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/22 14:58 UTC 版)

野生児(やせいじ、: feral child)は、なんらかの原因により人間社会から隔離された環境で育った少年・少女のこと。野生人(やせいじん、feral man)とも[1]。特にに育てられたと伝えられる事例は多く、wolf child(日本では狼少年狼少女狼っ子(おおかみっこ))といわれる。


  1. ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』の122頁によると、野生人とは野生児の分類の節で示した3つの類型のうち1と2のパターンを指す(つまり「放置された子ども」を除いた純粋な野生児のこと)。
  2. ^ 『野生児の世界―35例の検討』3-4頁の訳者まえがきより。なお、「動物化した子ども」「孤独な子ども」「放置された子ども」という語句は『野生児―その神話と真実』126頁で、「絶対的野生児」「擬似野生児」という語句は『砂漠の野生児―サハラのカモシカ少年』(J・C・アルメン著、佐藤房吉訳、評論社、1975年、169頁)で、「孤立児」という語句は 『アヴェロンの野生児―禁じられた実験』(ロジャー・シャタック著、生月雅子訳、家政教育社、1982年、3頁、ISBN 978-4760601950)でそれぞれ使われている。
  3. ^ 藤永保 『幼児教育を考える』 岩波書店、1990年、163頁。ISBN 978-4004301219
  4. ^ 動物園で犬が虎などの子を育てた記録はあるが、人間の子供は乳離れも歩行も哺乳類の中ではかなり遅い部類で、養親について行くことができなかったり、母乳がすぐに止まるなどして餓死してしまう。また母乳の成分が違う動物だと消化することができず、栄養が採れない。
  5. ^ 外部リンクの節で示したFeralChildren.comでは、2008年現在で100以上の野生児の事例を紹介している。
  6. ^ 『野生児―その神話と真実』81-85頁。
  7. ^ 『野生児―その神話と真実』の127-129頁に掲載されている。
  8. ^ 『野生児の世界―35例の検討』を参照。
  9. ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』の170-177頁に掲載されている。
  10. ^ 『野生児の世界―35例の検討』98頁。
  11. ^ J・P・フォーリー・ジュニア 「南アフリカの「ひひ少年」」『遺伝と環境―野生児からの考察』30-43頁。
  12. ^ ロバート・ジング 「南アフリカの「ひひ少年」への異論」『遺伝と環境―野生児からの考察』43-64頁。
  13. ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』のカバー写真の解説文より。
  14. ^ C・マクリーン著、中野善達訳編 『ウルフ・チャイルド―カマラとアマラの物語』 福村出版、1984年、7頁、ISBN 978-4571210044
  15. ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』131-132頁。
  16. ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』183頁。
  17. ^ 以下、リンネに関する記述は『野生児の世界―35例の検討』の9頁・14-15頁・97-98頁や『遺伝と環境―野生児からの考察』の122-123頁などを参照。
  18. ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』の170-171頁に掲載された野生児の事例の総括表によると、そこに挙げられた31人の野生児のうち多毛であるとされているのは3人のみである。
  19. ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』の170-171頁に掲載された野生児の事例の総括表によると、そこに挙げられた31人の野生児のうち19人が四つ足で動き、22人が話しことばを持たなかったとされている。
  20. ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』147-169頁の「要約と結論」やそのあとの総括表を参照。また、『野生児の世界―35例の検討』284頁の訳者あとがきにも野生児の特徴が簡潔にまとめられている。
  21. ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』148-149頁、『野生児の世界―35例の検討』16-17頁。
  22. ^ 『野生児の世界―35例の検討』147-150頁。
  23. ^ 『野生児の世界―35例の検討』203-207頁。
  24. ^ 『野生児の世界―35例の検討』106-121頁。
  25. ^ 『野生児の世界―35例の検討』236-244頁。
  26. ^ 『野生児の世界―35例の検討』209-215頁。
  27. ^ 『野生児の世界―35例の検討』27-29頁。
  28. ^ 以下、『野生児の世界―35例の検討』125頁・128-132頁を参照。
  29. ^ 『野生児の世界―35例の検討』56-66頁。
  30. ^ 『野生児の世界―35例の検討』66-72頁。
  31. ^ 『野生児の世界―35例の検討』72-76頁。
  32. ^ 『野生児の世界―35例の検討』244-259頁。
  33. ^ J・C・アルメン著、佐藤房吉訳 『砂漠の野生児―サハラのカモシカ少年』 評論社、1975年。
  34. ^ 笠間亜紀子「6歳で救出された虐待女児「成長記録」」『Yomiuri Weekly』 2004年10月10日号、読売新聞東京本社、90-93頁。
  35. ^ 【虐待はどんな傷を残すのか】(3)“犬小屋”に2児を監禁1年半 「究極のネグレクト」回復の鍵は「愛着」 (1/3ページ) - MSN産経ニュース[リンク切れ]
  36. ^ Russian Police Find Feral Girl In Siberia[リンク切れ] Planet Ark、2009年5月28日。
  37. ^ マルソン、p.83-84
  38. ^ 『遺伝と環境―野生児からの考察』147頁。


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