ヘッセン【Hessen】
ヘッセン州
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ヘッセン州(ヘッセンしゅう、Land Hessen[注釈 1])は、ドイツに16ある連邦州のひとつ。州都は、州南西部に位置するヴィースバーデン。経済の中心都市は州南部に位置するフランクフルトである。グリム兄弟の生地ハーナウを起点として北へ、グリム童話ゆかりの地を結ぶドイツ・メルヘン街道や、木組み建築の町、アルスフェルトなどの観光地がある。また化学にゆかりのある地であり、108番元素ハッシウムは州名ヘッセンから、110番元素ダームスタチウムは州内の都市ダルムシュタットからとられている。
注釈
- ^ 州名はドイツ語で Hessen 、英語では Hesse と綴る。ドイツ語での Hesseは、ヘッセンの人という意味になり、英語で Hessian と綴る。 英語で書かれた文章であっても、ドイツ語の綴りのまま Hessen と書かれることもある。さらに非常に稀ではあるが Hessia と綴られることもある。
出典
- ^ 首相与党、緑の党と連立へ=脱原発で対立緩和-独西部州(時事通信 2013年12月18日 2014年2月15日閲覧)
- 1 ヘッセン州とは
- 2 ヘッセン州の概要
- 3 地理
- 4 地方行政
- 5 シンボル
ヘッセン州
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「グロース=ゲーラウ郡」の記事における「ヘッセン州」の解説
1945年末にアメリカ軍占領地域内に現在のヘッセン州が創設されても、それまで(人民州やヘッセン=ナッサウ州)の郡割りに変更はなかった。ただしライン川によって占領地域が分離されたため、マインツとグンタースブルムの町域は分割されることとなった。両自治体のライン左岸に位置する中心部はヘッセンから分離され、フランス占領地域に属した。マインツのライン川右岸の市区とキューコプフのライン川右岸側は郡レベルでの再編が行われた。それまでマインツに属していたギンスハイムはグスタフスブルクとともに、ビショフスハイムは単独で(再び)独立した自治体としてグロース=ゲーラウ郡に編入された。キューコプフはその大部分がシュトックシュタット・アム・ラインに合併された。残りの北部の小部分は対岸のエアフェルデンに統合された。 1970年代のヘッセン州の地域再編では、州内のほとんどの郡が隣接する郡と統廃合された。グロース=ゲーラウ郡はその数少ない例外の一つで、手を加えることなく残された。北隣のマイン=タウヌス郡とは対照的に、グロース=ゲーラウ郡は郡境の大きな変更を 1度も受けなかった。郡は、北の郡境に面した平地をフランクフルト・アム・マイン、正確にはフランクフルト空港に貸与している。空港の南半分(離着陸滑走路の部分。ターミナルビルはフランクフルト・アム・マイン市内である)はヴァルドルフに属す。 本郡において地域再編は市町村レベルに限定された。合併により市町村の数は 14にまで減少した。これにより、郡行政が担当していた業務の一部を市町村に割り当てるのに適切な規模となった。 1975年にケルスターバッハは新たにフランクフルト周辺地域連合に加盟した。これはフランクフルト市内の地域的および自治体上の権限のいくつかを委託されていた。この周辺地域連合は、2001年にフランクフルト/ライン=マイン産業集中地域計画連合に移行した。大都市郊外地域にあたる郡北部の全域がこれに含まれる。
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