再使用型ロケット実験機 (本田技研工業)とは? わかりやすく解説

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再使用型ロケット実験機 (本田技研工業)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/18 13:38 UTC 版)

再使用ロケット実験機
基本データ
運用国 日本
開発者 本田技研工業
本田技術研究所
運用機関 本田技研工業
本田技術研究所
射場 北海道広尾郡大樹町Honda専用実験設備
物理的特徴
段数 1
総質量 1312kg
空虚質量 900kg
全長 6.3m
直径 85cm
軌道投入能力
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再使用型ロケット実験機本田技研工業および本田技術研究所の開発した再使用ロケットの実験機。

概要

本田技術研究所は親会社の本田技研工業が2021年に発表した新領域へのチャレンジに基づき、再使用型小型ロケットの開発を開始した[1][2]2024年北海道広尾郡大樹町北海道スペースポート隣接エリアにHonda専用実験設備を建設し、エンジン燃焼実験に着手した[3]2025年6月17日、再使用ロケットの離着陸実験に日本の民間企業として初めて成功した[4][5]

打ち上げ実験

日時 射場 飛行時間 到達高度 結果 備考 出典
2025年6月17日16時15分 北海道広尾郡大樹町 Honda専用実験設備 56.6秒 271.4m 成功 着地位置の誤差37cm [4]

出典

  1. ^ Hondaの新領域への取り組みについて”. 本田技研工業 (2021年9月30日). 2025年6月18日閲覧。
  2. ^ 神山純一「ホンダ、宇宙事業に参入 2020年代にロケットの打ち上げ目指す」『朝日新聞』2021年9月30日。
  3. ^ ホンダロケット前進 大樹町で燃焼実験など着手」『十勝毎日新聞』2024年8月21日。
  4. ^ a b 再使用型ロケット実験機の離着陸実験に成功”. 本田技研工業 (2025年6月17日). 2025年6月18日閲覧。
  5. ^ ホンダ、再使用型ロケットの離着陸実験に成功 国内で民間初」『日本経済新聞』2025年6月17日。

関連項目




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