カリスト【Kallistō】
Callisto
CALLISTO
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/07/26 09:38 UTC 版)
| CALLISTO(カリスト) | |
|---|---|
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| 基本データ | |
| 運用国 | 日本・フランス・ドイツ |
| 射場 | ギアナ宇宙センター(フランス領ギアナ) |
| 打ち上げ数 | 0回 |
| 物理的特徴 | |
| 段数 | 1段 |
| 総質量 | 3,600kg |
| 空虚質量 | 1,520kg |
| 全長 | 13.5m |
| 直径 | 1.1m |
| 軌道投入能力 | |
CALLISTO(カリスト、Cooperative Action Leading to Launcher Innovation in Stage Toss-back Operations)は、再使用型輸送システム(衛星打ち上げロケット)開発に必要な共通技術の研究を行う1段再使用飛行実験の日仏独の国際共同プロジェクト。宇宙航空研究開発機構(JAXA)、ドイツ航空宇宙センター(DLR)、フランス国立宇宙研究センター(CNES)が共同で開発する[1][2]。2026年度に初回の打ち上げを予定している[3]。
3機関のマネジメント体制ではJAXAの人員がプロジェクトマネジメントリーダーを務め、DLRとCNESはコリーダーとなる。JAXA担当分の総開発費は48億円[1]。
概要
JAXAでは1998年から2007年にかけて再使用ロケット実験 (RVT) が、次いで2008年から2016年にかけて再使用観測ロケットの技術実証が行われた。この成果は、2016年から開始された高度100mの飛行実験機であるRV-Xへと引き継がれている。
2020年度から開発が始まり、当初2022年度の打ち上げを目指していたが遅延しており、2024年現在では打ち上げは2026年度とされている[3]。
JAXAはCALLISTOの成果を元に、将来の大型ロケットにおいて1段目再使用を行うかを検討する考えを示している[2]。DLRやCNESも、ESAで並行して進めている再使用実験機Themisの成果と合わせて、再使用を行うかを検討するとしている[4]。
計画
機体設計
液体酸素/液体水素を燃料とする1段式ロケットで、ロケットエンジン(RV-Xと同型[1])や後部胴体、液体酸素タンクをJAXAが、降着装置や液体水素タンク、機首部構造、空力舵面をDLRが、地上設備をCNESが分担する。打ち上げはCNESのギアナ宇宙センターで行う[2]。飛行制御は空力舵面(フィン)、ガスジェット(RCS)、エンジン推力変更、推力方向変更(エンジンジンバル)の4種による[1]。
誘導制御ソフトウェアはCNESの開発するものと、JAXA/DLRの開発するものをそれぞれ使用し、合計10回の飛行試験を計画している[1]。
脚注
出典
- 1 2 3 4 5 6 “1段再使用飛行実験(CALLISTO*)プロジェクト移行審査の結果について” (PDF). JAXA (2021年9月27日). 2021年9月30日閲覧。
- 1 2 3 “JAXAにおける宇宙輸送に関わる取り組み” (PDF). JAXA (2020年1月15日). 2020年6月15日閲覧。
- 1 2 “次世代の宇宙輸送システムに向けたJAXAの基盤技術研究について” (PDF). JAXA (2024年10月28日). 2024年10月29日閲覧。
- ↑ “ESA、低コストで再使用可能なロケットエンジンを開発 - 2021年に燃焼試験”. マイナビニュース (2020年6月10日). 2020年6月15日閲覧。
- 1 2 3 4 5 “Callisto | CNES” (英語). cnes.fr. 2026年7月26日閲覧。
関連項目
外部リンク
- CALLISTOのページへのリンク