ファルコン9フル・スラスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/23 00:48 UTC 版)
ファルコン9フル・スラスト(英語: Falcon 9 Full ThrustまたはFalcon 9 v1.2)はスペースXが設計、製造し、部分的に再利用が可能な中量型打ち上げロケット。ファルコン9系統の3形式目であり、軌道到達するロケットとして初めて第1段ロケットの垂直着陸を達成した[7]。2017年3月には、一度利用された後の第1段ロケットが他の軌道投入の打ち上げに再利用された[8]。
- 1 ファルコン9フル・スラストとは
- 2 ファルコン9フル・スラストの概要
ファルコン9 フル・スラスト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 06:33 UTC 版)
「ファルコン9」の記事における「ファルコン9 フル・スラスト」の解説
詳細は「ファルコン9フル・スラスト」を参照 ファルコン9フル・スラスト (Full Thrust) は、2015年12月の20回目の打ち上げ以降用いられている改良型のファルコン9である。v1.2とも称される。 フル・スラストでは、エンジン推力の向上や第2段の延長などが図られた結果、打ち上げ能力はさらに33%向上している。着陸脚やスラスターなど、着陸機構の改良も図られており、2015年12月の初打ち上げでは第一段切り離し後にメインエンジンを逆噴射させ、ケープカナベラル内のLZ-1着陸地点への軟着陸を成功させた。その後洋上の無人船への着陸も成功させている。2017年3月にはさらに回収した1段目の再使用にも成功した。 後にマイナーチェンジ版のブロック4が登場すると、それまでフル・スラストとだけ呼ばれていた機体はブロック3として区別されるようになった。ブロック3は2018年2月の49回目の打ち上げまで用いられた。
※この「ファルコン9 フル・スラスト」の解説は、「ファルコン9」の解説の一部です。
「ファルコン9 フル・スラスト」を含む「ファルコン9」の記事については、「ファルコン9」の概要を参照ください。
- ファルコン9フル・スラストのページへのリンク