スパルタ_(ロケット)とは? わかりやすく解説

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スパルタ (ロケット)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/08 03:19 UTC 版)

スパルタ

製造 ABMA/クライスラー
開発国 アメリカ合衆国
大きさ
全高 21.8m
直径 1.78m
質量 30000kg
段数 3
積載量
LEOへの
ペイロード
45kg
関連するロケット
シリーズ レッドストーン
競合機 ジュピターC
ジュノーI
打ち上げ実績
状態 退役
射場 ウーメラ試験場 LA-8
総打ち上げ回数 10
成功 9
失敗 1
初打ち上げ 1966-11-28
最終打ち上げ 1967-11-29
特筆すべきペイロード WRESAT
1 段 - レッドストーン
エンジン 1 A-7
推力 416kN
比推力 265 sec
燃焼時間 155 sec
燃料 LOX/Hydyne
2 段 - アンタレス-2
エンジン 1 X-259
推力 93kN
比推力 293 sec
燃焼時間 36 sec
燃料 固体
3 段 - BE-3
エンジン 1 solid
推力 34
燃焼時間 9 sec
燃料 固体

スパルタ(Sparta)はアメリカ合衆国ロケット1960年代に10回打ち上げられた。

概要

スパルタは1段目にレッドストーンの余剰品を使用し、2段目にアンタレス、3段目にBE-3を使用した。

1966年から1967年にかけて再突入実験としてオーストラリアウーメラ試験場のLA-8から9回打ち上げられた。高度はおよそ90から137 kmで、最初の1回だけ1段目が原因で失敗している。

アメリカはオーストラリア初の人工衛星WRESAT」(45 kg)を極軌道に打ち上げるために1基提供し、1967年11月29日に衛星を乗せて打ち上げられた。打上げは成功し、投入軌道は遠地点1252 km、近地点198 km、軌道傾斜角83.3度、周期99.3分。

ウーメラにて撮影

参考文献

  • Wade, Mark. “Sparta”. Encyclopedia Astronautica. 2011年3月31日閲覧。

「スパルタ (ロケット)」の例文・使い方・用例・文例

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