膠着状態にとは? わかりやすく解説

膠着状態に

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 03:39 UTC 版)

朝鮮戦争」の記事における「膠着状態に」の解説

中国軍日中戦争国共内戦における中華民国軍との戦いで積んだ経験と、ソ連から支給され最新兵器日本軍残して行った残存兵器をもとに、参戦当初優勢だった。だが、この頃には度重なる戦闘で高い経験を持つ古参兵の多く戦死したことや、補給線延び切ったことで攻撃鈍り始めた。 それに対しアメリカイギリス製の最新兵器調達進んだ国連軍は、ようやく態勢立て直して反撃開始し3月14日にはソウルを再奪回した ものの、戦況38度線付近膠着状態となる。 中朝軍は占領地域に大規模な築城行い、全戦線の縦深20-30キロわたって塹壕掘り西海岸から東海岸までの220キロに及ぶ洞窟陣地構築した。さらに1951年冬から1952年春にかけて、中朝軍は兵力増加し867000人(中国軍642000人、北朝鮮軍225000人)に達し国連軍60万人凌駕した1951年冬から両軍越冬状態で過ごした。しかし第一線では偵察警戒行動昼夜問わず行われ死傷者1人出ない日はなかった。また両軍とも大規模な作戦行動を採らなかったものの、最も防御適した地形確保めぐって両軍による高地争奪戦繰り広げられた。

※この「膠着状態に」の解説は、「朝鮮戦争」の解説の一部です。
「膠着状態に」を含む「朝鮮戦争」の記事については、「朝鮮戦争」の概要を参照ください。

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