神聖同盟とは? わかりやすく解説

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しんせい‐どうめい【神聖同盟】

読み方:しんせいどうめい

1815年ウィーン会議ののちにロシア皇帝アレクサンドル1世の提唱により、ロシア・オーストリア・プロイセン3国の君主の間で結ばれた同盟キリスト教正義博愛・平和の原則に基づく相互協力平和維持をうたい、ウィーン体制維持目的とした。のちには、イギリス国王ローマ教皇トルコ皇帝を除く、ヨーロッパの全君主加入した


神聖同盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 13:22 UTC 版)

神聖同盟(しんせいどうめい、: Священный союз: Heilige Allianz: Holy Alliance)は、ロシア皇帝アレクサンドル1世の提唱で1815年9月26日に結成されたロシア帝国オーストリア帝国プロイセン王国間の同盟[1]ウィーン体制下における君主間の盟約であり、具体的な政治的・外交的拘束があったわけではない。もっともスイス教皇庁傭兵契約は即時再開されることに決まった。


  1. ^ a b Spahn, Martin (1910). "Holy Alliance" . In Herbermann, Charles (ed.). Catholic Encyclopedia. Vol. 7. New York: Robert Appleton Company.


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神聖同盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 03:31 UTC 版)

重機甲乙女 豆だけど」の記事における「神聖同盟」の解説

陸上兵器 L1戦車“チャリオッツ” ガルマ戦車大隊主力戦車乗員2名の軽戦車で、通称豆タンク」と呼ばれている。装備52口径37mm一門のみと戦車としての火力非力な上、装甲最大18mmと薄く戦車砲一撃でも被弾したら大破する。しかし6.5tと軽量小柄なため、最大速力路上で64km/hと素早く船舶列車トレーラーなどの運搬が容易であり、また山岳や急こう配などの悪路走破できるほどの機動性と、多少横転して破損しない強度フレーム履帯持ちメーカー製造費を抑えるために民生用パーツ流用して製作した車輌なため、規格さえ合えば動力系一般車輌からも流用でき、戦地でも部品調達が容易という利点がある。 甲3型戦車 ナポリ王国主力戦車。47mm砲を備える。ダックイン戦法オスマン帝国軍迎え撃つが、オスマン帝国軍ヤウズIには至近距離ですら主砲弾を跳ね返され一方的に撃滅されてしまった。 M13/57“ビアンキ” ローマ第一戦軍団主力戦車ダヴィンチ設計に関わったと言われるヴェロッキオ工房デザイン流麗なデザイン持ち、65mmの装甲持ちながらも優れた機動力持ち、57mm戦車砲と75mm榴弾砲の2門を装備している。 T-44“ファランクス” ミラノ公国主力戦車。この時代流行していた「多砲塔陸上戦艦」の一種で、重装甲車体に152mm連装砲塔を2基搭載する同盟軍所属車輛の中では数少ないオスマン帝国軍ヤウズⅠを圧倒できる戦闘車輛だが、リアーリオは「前時代遺物」と評している。 マルクⅣ ランツィケネッキ師団主力戦車戦車と言うより駆逐戦車と言うべき車輛で、車高わずか2.16mの車体前面長砲身75mm砲を搭載し傾斜した装甲最大85mmにも達し砲弾弾き易い設計となっている。しかし、主砲砲塔ではなく車体固定式のため目標攻撃する際は車体ごと回転させねばならず、また低車高故に泥地などの悪路では走行性能半減するなどヤウズⅠ同様活動範囲狭くあまり機動戦向きではない。派生型に155mm短砲身榴弾砲搭載した「シュツンメル」がある。 海上兵器 ジュリオ・チェーザレ ドーリア旗艦で、地中海最大級戦艦排水量36000t。14インチ三連主砲塔後方背負い式の二連主砲塔搭載し、このほかにも二連副砲塔や機銃多数装備している。 ゴリッツィア/ガリバルディ ドーリア保有する海賊船で、「ポケット戦艦」とも称される艦首シャークマウスペイント特徴通商破壊主任務とする。三連主砲前後に各1基、主砲塔両脇連装副砲を各1基ずつ計4基装備している。 航空兵器 主力戦闘機G.50“トルッキーノ” 開放式風防特徴神聖同盟軍主力戦闘機武装機首の12.7mm機銃2挺のみとやや貧弱だが、480km/hの最高速度そこそこ運動性イタリア半島防空を担う。 機体モデルフィアットG.50主力爆撃機SM.79“パッキェロッティ” 神聖同盟軍主力爆撃機主翼機首エンジンを持つ3発機で、爆弾最大搭載量は1800kg。普段胴体爆弾倉爆弾搭載するが、主翼下や胴体下にハードポイント設け大型爆弾懸架することも可能。機体モデルサヴォイア・マルケッティ SM.79スパルヴィエロ”。 そのほか ガリレオ ダ・ヴィンチ開発した暗号通信機木星4つ衛星公転周期連動して組み合わせ変える仕組みだったが、オスマン軍暗号解読班により解読され全ての作戦行動筒抜けになってしまう。

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神聖同盟

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 15:46 UTC 版)

カンブレー同盟戦争」の記事における「神聖同盟」の解説

教皇軍はその後各地敗走続け1511年6月までにロマーニャ地方大半がトリヴルツィオ率いフランス軍支配下置かれた。ユリウス2世劣勢覆すため新たに神聖同盟を提唱しスペイン神聖ローマ帝国更にはフランス領土的野心抱いていたヘンリー8世治世下のイングランド参加する対フランス一大同盟結成された。 1512年2月ルイ12世は甥のガストン・ド・フォワイタリア遠征軍総司令官任命したフォワはラモン・デ・カルドナ率いスペイン軍ボローニャ進軍してくるのを見てロンバルディアに軍を退き、そこでフランス軍ヴェネツィア守備隊に対して反乱起こしていたブレシア陥落させた(ブレシア略奪)。迫りつつあるイングランド軍を万全の態勢で迎え撃つため、フォワとアルフォンソ・デステはロマーニャ地方における教皇最後拠点となっていたラヴェンナへの包囲戦開始した。神聖同盟の危機を救うため、カルドナは4月初旬に町を解放するべく軍を進めたものの、フランス軍惨敗した(ラヴェンナの戦い)。しかしこの戦いでフランス側総司令官であったフォワ戦死しラヴェンナでの略奪夢中で侵攻作戦にあまり乗り気でないジャック・ド・ラ・パリスが後任となった5月になると、フランス軍次第劣勢に追い込まれていったユリウス2世新たに雇ったスイス傭兵は、公国奪還を狙うマッシミリアーノ・スフォルツァと共に仏軍主要拠点であったミラノへの攻撃開始した攻撃の報を受けたフランス軍ロマーニャ地方からの全面撤退決定し、神聖同盟側の侵攻をくい止めるべくロンバルディア退いたヴェネツィア軍との合流成功したスイス傭兵の手によって8月ミラノ陥落すると、スフォルツァ新たなミラノ公即位しボローニャパルマといった諸都市ウルビーノ公によってフランス支配から解放された。ラ・パリスはアルプス山脈以西への撤退余儀なくされ、事実上フランスイタリア半島における権益全て失ったフランス敗北を受け、旧フランス領処遇について議論するべく神聖同盟の参加国による会合8月下旬マントヴァ開かれた会合では、フランス王ピサ公会議開催する事を認めたとして教皇怒り買っていたフィレンツェに関してユリウス2世主張全面的に認められた。ラモン・デ・カルドナは教皇要請に応じてトスカーナ州進軍し当時街を支配していた共和勢力打倒してメディチ家ジュリアーノ・デ・メディチ新たな支配者据えたしかしながら他の問題に関して参加国主張激しく対立したユリウス2世ヴェネツィアミラノ公国マッシミリアーノ・スフォルツァ支配させるべきだと主張したが、皇帝マクシミリアン1世フェルナンド2世はいずれも自らの一族ミラノ公据えようと謀っていた。教皇フェラーラ公国教皇領への即時併合要求したが、教皇国影響力増大懸念するフェルナンド2世はその提案反対した。だが最も大きな問題となったのはマクシミリアン1世ヴェネツィア対す処遇で、彼はこれまでの戦争占領していたヴェネツィア領を帝国領であると主張して譲らず、共和国への返還強く拒絶した皇帝対仏戦争終結によってヴェネツィアを疎ましく感じるようになっていた教皇接近しユリウス2世ヴェネツィアを神聖同盟から追放してヴェネツィア同盟たるカンブレー同盟を再び結成した。ここに来てヴェネツィア勢力挽回を狙うルイ12世手を組む事を決め北イタリア両国によって分割する事を定めた条約1513年5月23日ブロワ結んだ

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