ロンドン条約_(1915年)とは? わかりやすく解説

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ロンドン条約 (1915年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 04:05 UTC 版)

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ロンドン条約(1915年)
アドリア海東岸(イストリア・ダルマチア)のイタリア国境案。ロンドン条約では赤線が示されたが、実際には緑線が国境となった。
通称・略称 ロンドン密約
ロンドン秘密協定
署名 1915年4月26日
署名場所 ロンドン
締約国 イタリア王国
イギリス
フランス共和国
ロシア帝国
主な内容
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ロンドン条約(ロンドンじょうやく、: Treaty of London)は、1915年4月26日イタリア王国三国協商の間で結ばれた秘密協定。

ロンドン密約ロンドン秘密協定とも。

概要

イタリアは、普墺戦争の際にオーストリアから回収できなかった、南ティロル地方トレンティーノ地方トリエステイストリア地方フィウーメダルマツィア地方などの地域(未回収のイタリア)の奪回を念願としていた。

第一次世界大戦において、当初イタリアは、オーストリアを含む三国同盟に所属していた。

大戦終結後の未回収のイタリアの譲渡を約束され、1915年4月26日にイタリア外相シドニー・ソンニーノイタリア語版英語版がイギリス外相エドワード・グレイとフランス外務秘書長官ジュール・カンボンフランス語版英語版(外相テオフィル・デルカッセの代理)とこの条約を締結し、連合国側での対独参戦を約束した。

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