軍備拡張競争
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軍備拡張競争(ぐんびかくちょうきょうそう)、略称:軍拡競争(ぐんかくきょうそう)とは、各国家が自国の軍備(軍隊)を拡張し、他国よりも軍事面で優位に立とうとする争いのことを指す。軍備の拡張には兵員の増強、軍事技術の開発、装備の更新などが含まれる。
- 1 軍備拡張競争とは
- 2 軍備拡張競争の概要
- 3 概要
軍備拡張競争
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「英独建艦競争(英語版)」も参照 普仏戦争後の1871年にドイツ統一が成し遂げられ、ドイツ帝国が成立すると、ドイツの政治と経済力が大きく成長した。1890年代中期以降、ヴィルヘルム2世率いるドイツ政府はそれを基盤として莫大な資源を投入、アルフレート・フォン・ティルピッツ提督率いるドイツ帝国海軍を設立して、海軍の優越をめぐってイギリス海軍と競争した。その結果、両国は主力艦の建造でお互いを追い越そうとした。1906年にイギリスのドレッドノートが竣工、イギリス海軍の優勢を拡大させた。英独間の軍備拡張競争は全ヨーロッパを巻き込み、列強の全員が自国の工業基盤を軍備拡張に投入し、汎ヨーロッパ戦争に必要な装備と武器を準備した。1908年から1913年まで、ヨーロッパ列強の軍事支出は50%上昇した。
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「軍備拡張競争」の例文・使い方・用例・文例
- 超大国間の軍備拡張競争
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