黒手組
作者江戸川乱歩
収載図書ワンダー暗号ランド―パズルつき・暗号推理小説傑作選
出版社講談社
刊行年月1986.7
シリーズ名講談社文庫
収載図書D坂の殺人事件 〔新装版〕
出版社春陽堂書店
刊行年月1987.6
シリーズ名江戸川乱歩文庫
収載図書二銭銅貨
出版社講談社
刊行年月1987.9
シリーズ名江戸川乱歩推理文庫
収載図書心理試験 〔復刻版〕
出版社春陽堂書店
刊行年月1993.11
シリーズ名創作探偵小説集
収載図書明智小五郎全集
出版社講談社
刊行年月1995.6
シリーズ名大衆文学館
収載図書江戸川乱歩全短篇 1 本格推理
出版社筑摩書房
刊行年月1998.5
シリーズ名ちくま文庫
黒手組
黒手組
黒手組
黒手組(黒い手)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/07 04:23 UTC 版)
「トリフコ・グラベジュ」の記事における「黒手組(黒い手)」の解説
1914年6月、オーストリア=ハンガリー帝国の王位継承者であるフランツ・フェルディナンド大公がボスニア・ヘルツェゴビナを訪問すると発表された際、セルビア軍の情報部長で黒手組の指導者であったドラグティン・ディミトリエビッチ大佐は、グラベジュ、ネデリコ・チャブリノヴィッチ (en) 、ヴァソ・チュブリロヴィッチ (en) 、クヴジェトコ・ポポヴィッチ (en) 、ダニロ・イリイッチ (en) 、ムハメド・メフメドバシッチ (en) 、ガヴリロ・プリンツィプの7人の男性をサラエボへ送り、フェルディナンド大公を暗殺した。 各人にはリボルバーまたは爆弾とシアン化物の入った小瓶が与えられ、フランツフェルディナンドが殺された後自殺するように指示されていた。ドラグティン・ディミトリエビッチ大佐にとって暗殺を組織した人物を自白する機会を無くすことは重要であった。 グラベジュ、ネデリュコ・チャブリノヴィッチ、ガヴリロ・プリンツィプは結核に苦しんでおり、彼らは長生きしないと悟っており、他の4人はフェルディナンド大公を憎んでいた。彼らは自分達がボスニアを独立させると信じ、それに命を捧げようと考えていた。 セルビア首相であったニコラ・パシッチはこの計画について聞くと、グラベシュ、プリンツィプ、チャブリノヴィッチが出国しようとした際には逮捕するように命じた。しかし、彼の命令は実行されず、彼らはボスニア・ヘルツェゴビナに到着した。そこで彼らは仲間の共謀者、ヴァソとヴェリコ・チュブリロヴィッチ、ムハメド・メフメドバシッチ、ダニロ・イリイッチとクヴジェトコ・ポポヴィッチと協力する。
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