命令法とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 命令法の意味・解説 

めいれい‐ほう〔‐ハフ〕【命令法】

読み方:めいれいほう

《imperative mood》ヨーロッパ諸語などの文法で、動詞の法の一。相手に対する命令・要求などを述べる法。


命令法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/04 09:33 UTC 版)

命令法(英: imperative mood)は、インド・ヨーロッパ語族などの言語での動詞の活用の一つ。その名の通り、命令・希望形を作る場合に使われる。

英語では動詞の原形がそのまま使われるためになじみがないものであるが、フランス語やドイツ語などその他の言語ではよく使われる。二人称に対する普通の命令法のほか、一人称複数に対する勧誘を表現する形式(英語ではLet's …という言い方を使う)もある。

ただ、スペイン語やポルトガル語では、三人称への命令や、二人称でも否定命令(禁止)は接続法を利用する。

日本語にはこれに当たるものとして命令形がある。他に関東方言などで、連用形に終助詞「な」をつける形、また敬語(丁寧)表現として補助動詞命令形「なさい」、あるいは依頼の「て(下さい)」がある。

禁止表現として否定命令を用いる言語が多いが、独立の禁止法を用いる言語もある(日本語がその例である)。

関連項目


命令法(意志法)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 06:07 UTC 版)

「エスペラント」の記事における「命令法(意志法)」の解説

命令法 (ordona modo) の動詞の語尾は -u である。命令だけでなく、依頼、要求または禁止など主語に対する話者のそうあって欲しいという「意志」を表現するため、意志法 (vola modo) とも呼ばれる。命令文で主語が vi のとき、特に強調する場合を除いて主語 vi は省略される。 Iru !(イール !)=「行け!」(主語viは省略) Vi iru !(ヴィ・イール !)=「君が行け!」(省略せず、viを強調。ほかの誰でもなく「君が」行け) Li iru.(リ・イール)=「彼に行かせろ」(彼が行くべきだという話者の意志・願望) Mi iru. (ミ・イール)=「私が行きます」(私こそが行くべきだという話者(すなわち私)の意志) Ni iru !(ニ・イール!)=「行こう!」(私たちが行くんだという話者(すなわち ni の中の一人としての私)の意志。英語のLet's go. に相当) Mi petis ke li savu min. (ミ・ペーティス・ケ・リ・サーヴ・ミン)=「私は彼に助けてと頼んだ」(彼に助けて欲しいという主文の主語(すなわち私)の意志) Ĉu ni iru al la kinejo ?(チュ・ニ・イール・アル・ラ・キネーヨ)=「映画に行きませんか?」(私たちが行くべきかどうか、聞き手の意志を尋ねる体裁で勧誘している)

※この「命令法(意志法)」の解説は、「エスペラント」の解説の一部です。
「命令法(意志法)」を含む「エスペラント」の記事については、「エスペラント」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「命令法」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

命令法

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 04:11 UTC 版)

名詞

命 令 法(めいれいほう)

  1. 動詞の法のひとつで、話者が対象となる者に対して、命令、要求、勧めなどを行うもの。典型的には話し相手に対する二人称形であるが、言語によってはそれ以外の人称に対する命令法もある。

翻訳


「命令法」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「命令法」の関連用語

命令法のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



命令法のページの著作権

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの命令法 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのエスペラント (改訂履歴)、古代ギリシア語の動詞 (改訂履歴)、イタリア語の文法 (改訂履歴)、リトアニア語 (改訂履歴)、英語の文法 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの命令法 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2026 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2026 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2026 GRAS Group, Inc.RSS