コイサン諸語とは? わかりやすく解説

コイサン諸語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/28 09:04 UTC 版)

コイサン諸語(コイサンしょご)は、アフリカ言語群。吸着音を共通の特徴として持つ。


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コイサン諸語

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アフリカの言語」の記事における「コイサン諸語」の解説

コイサン諸語 というのは30万人から40万人によって用いられるおよそ30言語総称する便宜上の用語である。コイサンのうちにはナミビアボツワナに主に見られるコエ語族ツウ語族クン・ホアン語族、および孤立した言語であるタンザニアサンダウェ語ハヅァ語5つ語族含まれ、これらの関係性今のところ示されていない。コイサン諸語の際立った特徴吸着音用いることであり、これら諸語がしばしば一纏めにされる理由となっている。近接した地域バントゥー諸語とりわけコサ語ズールー語)にも吸着音があるが、これらはコイサン諸語から取り入れられたものである。コイサン諸語は声調言語でもある。 コエ語族:およそ10言語を含む。ナミビアボツワナのコイサン諸語の最大勢力である。 ツウ語族現存するのは2言語クン・ホアン語族アフリカ南部言語サンダウェ語タンザニア孤立した言語コエ語族関連している可能性がある。 ハヅァ語タンザニア孤立した言語アフリカ南部のコイサン諸語に含められる5つ語族今のところアフリカ主要な語族のいずれとも関連示されていない

※この「コイサン諸語」の解説は、「アフリカの言語」の解説の一部です。
「コイサン諸語」を含む「アフリカの言語」の記事については、「アフリカの言語」の概要を参照ください。

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