オーストリック大語族とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > オーストリック大語族の意味・解説 

オーストリック大語族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/25 05:31 UTC 版)

オーストリック大語族
(議論中)
話される地域 東南アジア東アジア
言語系統 仮説段階の大語族
下位言語
Glottolog None

オーストリック大語族(オーストリックだいごぞく、英語: Austric languages)は、中国南部から東南アジアインド東部にかけて分布する仮説段階の大語族のひとつ。オーストロアジア語族オーストロネシア語族が含まれ、しばしばタイ・カダイ語族モン・ミエン語族も含まれる[1][2]。初期の仮説では、日本語族も含まれていた[3]

関連する語族の仮説としてシナ・オーストロネシア語族オーストロ・タイ語族などがある。

分類案

ポール・K・ベネディクトによる系統分類

Austric 

 モン・ミエン語族  (?)

 オーストロアジア語族 

 Austro‑Tai 

 オーストロネシア語族 

 タイ・カダイ語族 


セルゲイ・スタロスティンによる系統分類

Austric 

  モン・ミエン語族 

 オーストロアジア語族 

 Austro‑Tai 

 オーストロネシア語族 

 タイ・カダイ語族 

関連項目

脚注

  1. ^ Reid, Lawrence A. (2009). "Austric Hypothesis". In Brown, Keith; Ogilvie, Sarah (eds.). Concise Encyclopaedia of Languages of the World. Oxford: Elsevier. pp. 92–94.
  2. ^ Blust, Robert (2013). The Austronesian Languages (revised ed.). Australian National University. hdl:1885/10191. ISBN 978-1-922185-07-5.
  3. ^ van Driem, George (2001). Languages of the Himalayas. Vol. 1. Leiden: BRILL. ISBN 9004120629. p.298

オーストリック大語族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 21:55 UTC 版)

語族の一覧」の記事における「オーストリック大語族」の解説

ヴィルヘルム・シュミットが主張したオーストロアジア語族オーストロネシア語族を含む。タイ・カダイ語族ミャオ・ヤオ語族を含むこともある。

※この「オーストリック大語族」の解説は、「語族の一覧」の解説の一部です。
「オーストリック大語族」を含む「語族の一覧」の記事については、「語族の一覧」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「オーストリック大語族」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「オーストリック大語族」の関連用語

オーストリック大語族のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



オーストリック大語族のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオーストリック大語族 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの語族の一覧 (改訂履歴)、大語族 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS