言語名とは? わかりやすく解説

言語名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 01:10 UTC 版)

バスク語」の記事における「言語名」の解説

バスク」の名は英語あるいはフランス語basque音訳であり、もともとはローマ帝国期現在のスペインナバラ州やアラゴン州にいたヴァスコン人 (Vascones) の名に由来するヴァスコン人バスク語話者は完全には一致していなかったと考えられているが、中世には Vascones という名称はバスク語を話す人々を指すために使われるようになったスペイン語における伝統的な呼称 vascuence も「ヴァスコン人の」を意味するラテン語の vasconice に由来するバスク語では euskara といい、方言的な変異として euskera, eskuara, üskara, auskera などがある。この語と対比させて用いられる語に erdara(あるいは erdera )というものがある。「外国語」という意味で、かつては特にスペイン語またはフランス語指して用いられたものだが、これは語源的に erdi「半分」と eraやり方」に分けられ、「舌足らず話し方不完全な言葉」という意味であった考えられている。euskara の eusk- の方の意味はっきりしていないが、ローマ帝国時代アキテーヌにいたアウスキ人(羅:Ausci)に由来するという説や、「話す」という意味の動詞再建形 *enau(t)s-に関係するという説がある。

※この「言語名」の解説は、「バスク語」の解説の一部です。
「言語名」を含む「バスク語」の記事については、「バスク語」の概要を参照ください。


言語名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/18 04:06 UTC 版)

パフラヴィー語」の記事における「言語名」の解説

中期ペルシア語歴史的には「パフラヴィー語」と呼ばれてきたが、「パフラヴィー」あるいは「パフラヴ」とは「パルティア」(パルサワ)が転訛したものであり、「パフラヴィー語」は本来はアルサケス朝言語ペルシア語とは系統異なパルティア語指した呼称である。しかし、後にアルサケス朝言語に関する知識はほとんど忘れ去られて「パフラヴィー語」は漠然と古語を指すようになり、文字資料多く作成されるようになったサーサーン朝末期その後イスラム時代にはサーサーン朝時代文語ペルシア語意味するようになった一方マニ教文献では「パフラヴィー語」は本来のパルティア語の意味使われている。 「パフラヴィー語」という名称は、パフラヴィー朝との連想から避けられる場合もある。 「中世ペルシア語」と呼ばれることもあるが、歴史区分としての中世とは異なっており、適切な名称とは言い難い

※この「言語名」の解説は、「パフラヴィー語」の解説の一部です。
「言語名」を含む「パフラヴィー語」の記事については、「パフラヴィー語」の概要を参照ください。


言語名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:34 UTC 版)

バーデン」の記事における「言語名」の解説

バーデン語 - 現在のバーデン=ヴュルテンベルク州西部にあったバーデン領邦バーデン地方)の各地域話される言語

※この「言語名」の解説は、「バーデン」の解説の一部です。
「言語名」を含む「バーデン」の記事については、「バーデン」の概要を参照ください。


言語名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 03:21 UTC 版)

中国語」の記事における「言語名」の解説

中華人民共和国では、主に中文と呼ぶ。 中国は多民族多言語国家であり、少数民族言語も「中国言語と言えなくもないことから、それらと区別するために漢語漢族言語)と呼ぶことがあり、学術的な用語としてもよく使われる。他に現地では華語中国話などとも言う呼び方もある。 中国語の内、標準語である標準中国語には普通話中国)、華語台湾)、華語シンガポールマレーシアなど)がある(詳細は#歴史および各項目を参照)。日本語でただ「中国語と言った場合普通話を指すことが多い。また、普通話俗に北京語」と呼ぶことがあるが、日本標準語東京方言の関係と同様に普通話北京官話は必ずしも同一のものではない。 なお、一般的に中国語では、文字のある言語を文といい(例:ドイツ語→德文)、明確に定めた文字のない言語方言あるいは口語会話のことを指すときには話という(例:上海話)。語は前述両方使われる(例:德語(ドイツ語)、閩南語)。

※この「言語名」の解説は、「中国語」の解説の一部です。
「言語名」を含む「中国語」の記事については、「中国語」の概要を参照ください。


言語名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 20:04 UTC 版)

朝鮮語」の記事における「言語名」の解説

朝鮮語の呼称問題」も参照 日本では伝統的に朝鮮半島」や「朝鮮民族」などと同様に朝鮮」の名を冠した朝鮮語」という呼称用いられているが、朝鮮半島南北分かれ日本韓国としか国交がない現状反映し、特に日韓間の民間交流の場では「韓国語」と呼ぶことも多い。ただし日本語で「韓国語単独用いられる場合韓国行われていることば、(北朝鮮中国自治州県のことばと対比した韓国式のことばを指す呼称として用いられる傾向極めて強い。そのほか、「コリア語」「韓国朝鮮語」「高麗語」など多く呼称存在するまた、本来ハングルは文字の名前であり言語の名前ではないが、言語名として「ハングル」を用いることもあり、日本放送協会NHK)は「ハングル講座」を放送している。ハングル能力検定試験協会は「『韓国・朝鮮語』を統括する意味で『ハングル』を用いて」いると説明している。 中国は、1949年建国から社会主義陣営所属しており、当初から北朝鮮朝鮮半島全体唯一の正統政府としていた立場から、朝鮮民族国家民族や言語文化冠する呼称に「朝鮮」(簡体字で「朝鲜」)を使用し中国国民構成する朝鮮系の集団やその言語に対してもこの名称を用いて、「朝鮮族」や「朝鮮語」と呼称してきた。 しかし1992年韓国中国国交樹立してからは、韓国との直接交流進展し韓国資本の裏付けにより、韓国式の語彙文字配列そのまま移植した語学テキスト辞典類が「韓国語」の名称を冠して発行されるようになったその結果韓国語」「韓語」という呼称は、新たに中国延辺朝鮮語とも北朝鮮朝鮮語と共に韓国言語対す呼称として、「朝鮮語と共に併用されるようになってきている。 現在の中国出版されている外国語学習用の教材テレビ・ラジオ放送大学で学ぶことになる正書法発音語彙・文法等もほとんど韓国標準語である。 日本の外務省および中国外交部公式サイトにおいてはに応じて別の呼称使用している(韓国公用語韓国語北朝鮮公用語朝鮮語とされる)。 中国本土を除く中華圏香港、マカオ台湾)では政治体制上の理由で「韓語韓国語)」としか呼ばない韓国では「韓国語」に相当する한국어韓國語、(ハングゴ)」「한국말(韓國말、(ハングンマル)」という呼称用いられており、北朝鮮においては朝鮮語」に相当する「조선말(朝鮮말、(チョソンマル)」「조선어(朝鮮語、(チョソノ)」という呼称用いられている。ここで「말(マル)」は「言葉」を意味する朝鮮語固有語であり、「어(オ)」は「語」の読み表した漢字語である。固有語を好む傾向のある北朝鮮では「조선말」が用いられることが多く韓国では公式な場面では「어」を用いた한국어」が通常用いられるこの他朝鮮民族どうしの表現として国語」に相当する「국어(國語)」や、朝鮮語固有語で「我々の言葉」を意味する우리말」という表現用いられる中央アジア朝鮮人の間では「高麗語」(고려말、高麗말、Корё маль、コリョマル)という呼称用いられている。多くヨーロッパ言語では高麗由来する Korean (英語)などの名称を用いており、中立性問題提起されていない

※この「言語名」の解説は、「朝鮮語」の解説の一部です。
「言語名」を含む「朝鮮語」の記事については、「朝鮮語」の概要を参照ください。


言語名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 16:46 UTC 版)

ヒンディー語」の記事における「言語名」の解説

原語においてはヒンディー (Hindi)」だけで言語を表すので、「語」を付する要はないともいえるが、カテゴリ明示する日本語慣習に従ってヒンディー語」と呼んでいる。英語でも、Hindi languageと呼ぶことがあり、インド英字新聞でも、この表現使われている。 「ヒンディー」はヒンドゥ (Hindu) の形容詞形である。本来「ヒンドゥ」とはインダス河 (Sindhu) に由来しペルシア語インド意味するであったインド統治したイスラーム系の王朝ペルシア語公用語したために、ペルシア語に対してインドの言語の意味で「ヒンディー」と呼んだ歴史的にヒンディー語」という名称は、デリー中心とした北インド言葉を指す語のひとつであり、この言語の呼称としては「ヒンディー語」、「ウルドゥー語」、「ヒンドゥスターニー語」、「ヒンダヴィー語」、「デフラヴィー語」などの語が同義語として用いられてきた。19世紀になると、ヒンドゥー教徒標準語作ろうとする政治的社会的な動きイギリス領インド帝国生まれ19世紀末には「ヒンディー語」という呼称は、イスラム教徒言語とは異なヒンドゥー教徒言語意味するようになった一方でウルドゥー語」はイスラム教徒言語を、「ヒンドゥスターニー語」は両者混合体または両者総称意味するようになった)。 現在「ヒンディー語」と呼ぶものは、インド公用語である標準ヒンディー語を指すのが普通である。ただし、ウルドゥー語両者混合体を含めてヒンディー語」と呼ぶ場合もある。 この言語は、インドではもっとも話者人口多く日本では、かつて「インド印度)語」と呼ばれたが、現在はこの名称は使われない。この言語は、大陸へ戦略的な意味で必要性があったことから、「印度語」の名称で教本数々出版され大阪大学外国語学部前身である大阪外国語学校1921年設立)には、印度語部設置されていた。

※この「言語名」の解説は、「ヒンディー語」の解説の一部です。
「言語名」を含む「ヒンディー語」の記事については、「ヒンディー語」の概要を参照ください。


言語名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/04/13 04:00 UTC 版)

ワルング語」の記事における「言語名」の解説

この言語自称は [waɾoŋo] である。この名前は、ラテン文字で War-oong-oo / Waruŋu / Warungu / Warrungu のように書き表され日本語では従来ワルング語とされていた。ただし、言語復活運動始まり2004年正書法Warrongo とすることが決まって以来角田太作英語では Warrongo日本語ではワロゴ語またはワロコ゚語と表記している。 この他に、ハーバート峡谷出身のアレック・コリンズは Gobobarra とも呼んでいた。Gobobarra とは《繁るところの人々(の言語)》という意味であり、ハーバート峡谷ワルング語指していると考えられる

※この「言語名」の解説は、「ワルング語」の解説の一部です。
「言語名」を含む「ワルング語」の記事については、「ワルング語」の概要を参照ください。


言語名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 09:16 UTC 版)

ペルシア語」の記事における「言語名」の解説

ペルシア語での名称である「فارسی‌」(ファールシー)、日本語での名称である「ペルシア語」、英語での名称である「Persian」は、いずれも現代イランの一地方であるファールス地方古名: パールサ)に由来するペルシア語では歴史的に「پارسی‌」(パールシー)という呼称もあったが、中世に/p/音のないアラビア語影響により「فارسی‌」(ファールシー)となり、現在は日常的に専ら「ファールシー」が用いられる歴史的には「ダリー語」という呼称用いられてきたが、現在ではこの名称は一般にアフガニスタンペルシア語を指す。 アフガニスタンでは1958年に「ダリー語」が公式の言語名として定められた。それ以前現地ペルシア語話者自分たちの言語を「ファールシー」と呼んでおり、外部からも「アフガン・ペルシア語」等の呼称呼ばれていた。 タジキスタンでは「タジク語」を公式の言語名としている。

※この「言語名」の解説は、「ペルシア語」の解説の一部です。
「言語名」を含む「ペルシア語」の記事については、「ペルシア語」の概要を参照ください。


言語名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/28 14:15 UTC 版)

アフリカーンス語」の記事における「言語名」の解説

同じインド・ヨーロッパ語族ヒンディーHindi)と同様に、「アフリカーンスAfrikaans)」のみで言語を表すため、本来は「語」を付する要はない。 中国語では南非語(南アフリカ語)や南非蘭語南アフリカ・オランダ語)、阿非利堪斯語(「アフリカーンス語」の音訳)などと呼ばれる

※この「言語名」の解説は、「アフリカーンス語」の解説の一部です。
「言語名」を含む「アフリカーンス語」の記事については、「アフリカーンス語」の概要を参照ください。


言語名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 17:13 UTC 版)

北ソト語」の記事における「言語名」の解説

ペディ語北ソト語方言であり、北ソト語全体指してペディ語」と呼ぶのは誤りである。 セソト サ レボア語 ?(Sesotho sa Leboa)

※この「言語名」の解説は、「北ソト語」の解説の一部です。
「言語名」を含む「北ソト語」の記事については、「北ソト語」の概要を参照ください。


言語名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 09:10 UTC 版)

マレー語」の記事における「言語名」の解説

通常マレー語」といった場合インドネシア語を含むが、マレーシア語シンガポール公用語を「インドネシア語」とは呼ばないマレーシア人にとって「マレー語」(Bahasa Melayu)は、一般にマレーシア標準語である「マレーシア語」を指す。ブルネイシンガポールでは、「マレー語」が公用語名である。一方インドネシアで「マレー語」は、マレー人の話す地域言語という意味でもっぱら用いられる。さらに、スマトラ島中東部やリアウ諸島ボルネオ島一部では、言語学上のマレー語の意味で、「インドネシア語」(Bahasa Indonesia)と呼んでいる。ウィキペディアマレー語版は、インドネシア語版が独立しているため、インドネシア語除いた意味でのマレー語執筆されている。

※この「言語名」の解説は、「マレー語」の解説の一部です。
「言語名」を含む「マレー語」の記事については、「マレー語」の概要を参照ください。


言語名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/30 15:48 UTC 版)

マム語」の記事における「言語名」の解説

マムとはマム語で「父」、「祖父」、あるいは祖先意味する。言語名の自称は「我々の言葉」を意味するqyoolである。

※この「言語名」の解説は、「マム語」の解説の一部です。
「言語名」を含む「マム語」の記事については、「マム語」の概要を参照ください。


言語名

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 23:15 UTC 版)

ビスラマ語」の記事における「言語名」の解説

Bislamaの名は、ポルトガル語で「海のちびすけ」を意味したアカミシキリ(ナマコ一種)の呼称bicho do marフランス語経てピジン化したもの。

※この「言語名」の解説は、「ビスラマ語」の解説の一部です。
「言語名」を含む「ビスラマ語」の記事については、「ビスラマ語」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「言語名」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「言語名」の関連用語

言語名のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



言語名のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのバスク語 (改訂履歴)、パフラヴィー語 (改訂履歴)、バーデン (改訂履歴)、中国語 (改訂履歴)、朝鮮語 (改訂履歴)、ヒンディー語 (改訂履歴)、ワルング語 (改訂履歴)、ペルシア語 (改訂履歴)、アフリカーンス語 (改訂履歴)、北ソト語 (改訂履歴)、マレー語 (改訂履歴)、マム語 (改訂履歴)、ビスラマ語 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS