スターン_(地名)とは? わかりやすく解説

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スターン (地名)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 08:40 UTC 版)

スターン (stān、станـستان) は、ペルシアの文化的な影響の強い中央アジアから中東にかけて地方の名称を形成する語尾(地名接尾辞)として用いられるペルシア語由来の言葉。一般的に、その地方の多数派を占める民族の名称の語尾に接続して、地名を形成する。語源は、インド・ヨーロッパ祖語の *steh₂- (古い時代の再建案では *stā-)に由来する[1]


  1. ^ 2つの再建案について、リンク先を参照。再建案① *steh₂- wiktionary:-stan 再建案② *stā- Appendix I Indo-European Roots”. 2009年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月29日閲覧。
  2. ^ なお、その地名接尾辞を国名に用いる地域に生まれ住む現地人に対し「-スタン人」と言い表したり書き記すことがあるが、「スタン」は国に住む民族固有の名詞ではなくあくまで接辞としての役割を担う言葉である為、民族全体を指し示す使い方としては正しくない。
  3. ^ “日本とクルドや中東との架け橋に 「ワラビスタン」次世代に託す希望”. 朝日新聞. (2023年3月26日). https://www.asahi.com/articles/ASR3Q5FD4R33UHBI01X.html 
  4. ^ 埼玉県八潮市に、どうして「ヤシオスタン」ができたのか?, 閲覧日:2021年2月6日
  5. ^ カレーでもビリヤニでもなく……パキスタン人の朝メシ「ハリーム」を追って【イミズスタン】, 閲覧日:2021年2月6日
  6. ^ 부카니스탄の意味:北朝鮮 _ 韓国語 Kpedia, 閲覧日:2021年2月6日


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