在日クルド人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 14:34 UTC 版)
在日クルド人(ざいにちクルドじん、クルド語: Kurdên Japonyayê)は、日本に滞在するクルド人。クルド人は固有の風習や文化、歴史、独自の言語を持つ推定3000万人ほどの人口を誇る民族だが、これまでの歴史で多数派を占める民族国家を持ったことがなく、主に中東・南コーカサスのトルコ南東部らシリア北東部、イラン北西部、イラク北部などにまたがった地域(通称「クルディスタン」)に居住する[6]。そのため皮肉を込めて「国を持たない最大の民族」ともよばれ[6]、また個人の国籍のみで在日“クルド人”であるかは識別できない。メディアは、クルド人による犯罪をトルコ人による事件として報道することがある[7]。なにかクルド人の事件が起こると、「あれは本当はトルコ人がやったこと」などと言い出すクルド人が現れるなどの現象があったり、疑心暗鬼が強いため、親族以外とのコミュニケーションが難しい傾向がある[4]。クルド人は、日本で閉鎖的な社会を形成している[7]。
- 1 在日クルド人とは
- 2 在日クルド人の概要
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