生活・文化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/30 20:39 UTC 版)
花井に常住者はなく、元住民は新宮市や御浜町・紀宝町に生活拠点を置き、墓や元居宅、寺などを維持するために盆・正月に花井へ帰る。特に花井の最後の住民であった男性の弟は1か月の半分ほどを花井で寝泊まりして過ごすという。この男性は2011年(平成23年)の紀伊半島豪雨災害の時も花井におり、家ごと流されるも何とか生還するという経験をしている。また百夜月の最後の住民であった男性の息子が毎週百夜月に通い、庭の手入れなどを行っている。百夜月の最寄りのバス停は熊野御坊南海バス(旧・熊野交通)「百夜月」であり、バス停から河原に至る階段を下ると船着き場がある。 電気は集落内に引かれている。 北山川で水運が盛んであった頃には、筏師や団平船の乗員として生計を立てる住民が数人おり、中国の鴨緑江へ筏指導に行った者もいたという。
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