ISO 639 マクロランゲージ
(マクロランゲージ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/02 15:38 UTC 版)
ISO 639 マクロランゲージは言語コードの国際標準であるが、その定義において、非常に違いの大きい方言と緊密に関連した言語の境界的な場合(方言連続体)や、言語学的な理由というよりは民族的・政治的な理由によって同じまたは異なる言語とされている変種を扱うために、いくつかのマクロランゲージが定義された。ISO 639-2で定義されているうち56の言語がISO 639-3ではマクロランゲージとされる[1]。このマクロランゲージという範疇はエスノローグの第16版に適用されている[2]。
- ^ “Scope of denotation for language identifiers”. SIL International. 2014年10月20日閲覧。
- ^ Lewis, M. Paul, ed. 2009. Ethnologue. Dallas: SIL International
- ^ “Documentation for ISO 639 identifier: ara”. SIL International. 2014年10月20日閲覧。
- ^ “Documentation for ISO 639 identifier: arb”. SIL International. 2014年10月20日閲覧。
- ^
ISO 639-2/RA Change Notice ISO
639-1
コードISO
639-2
コード英語名 仏語名 追加・更新日 変更の種類 Notes [-sh] (なし) Serbo-Croatian serbo-croate 2000-02-18 Dep このコードは2000年に非推奨となった。個別言語それぞれにコードが与えられているため(セルビア語・クロアチア語・その後ボスニア語が追加)である。これらは ISO 639-1 の改訂において公開されたが、ISO 639-2 には含まれていなかった。ISO 639-3 ではマクロランゲージ(緊密に関連する個別言語の群に用いる汎用の名称)とみなされる。非推奨であることは2005年の ISO 639 JAC で再確認された。 sr srp [scc] Serbian serbe 2008-06-28 CC ISO 639-2/B コードは非推奨であり、ISO 639-2/T が推奨される。 hr hrv [scr] Croatian croate 2008-06-28 CC ISO 639-2/B コードは非推奨であり、ISO 639-2/T が推奨される。 - ^ Rimsky-Korsakoff, Svetlana (1967). “Soviet Dungan: The Chinese language of Central Asia. Alphabet, phonology, morphology.”. Monumenta Serica 26: 352–421.
- 1 ISO 639 マクロランゲージとは
- 2 ISO 639 マクロランゲージの概要
- 3 マクロランゲージの種類
- 4 外部リンク
マクロランゲージ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/01 09:05 UTC 版)
ギニア・クペレ語 [gkp] (フランス語:Guerze) 話者数400,000人-500,000人。 リベリア・クペレ語 [xpe] 話者数480,000人。 リベリア・クペレ語は、現在リベリアの学校教育で教えられている。
※この「マクロランゲージ」の解説は、「クペレ語」の解説の一部です。
「マクロランゲージ」を含む「クペレ語」の記事については、「クペレ語」の概要を参照ください。
マクロランゲージ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 18:48 UTC 版)
「ISO 639-3」の記事における「マクロランゲージ」の解説
詳細は「ISO 639 マクロランゲージ」を参照 ISO 639-3 では ISO 639-2 のうち標準の目的において56言語を「マクロランゲージ」ととらえる[疑問点 – ノート]。ISO 639-2 で個別言語として扱わない複数の言語(例:ara アラビア語)は、ISO 639-3 で新たに定義された。他のマクロランゲージのうち nor (ノルウェー語)は、すでに ISO 639-2 に2つの個別言語がある(nno ニーノシュク および nob ブークモール)。 このことは、ISO 639-2 と ISO 639-3 では、前者が特定の言語の方言と見なした言語を、後者は個別言語と見なさす違いを意味する。例としてISO 639-3 はアラビア語(ara )に対する標準アラビア語(arb )を方言としない。 例:ISO639-3:ara ← 639-2 アラビア語全般 ISO639-3:arb 標準アラビア語 マクロランゲージは、言語学的には異なる言語であっても、話者は同じ言語の2つの変種として扱う場合を反映する試みである(例:ダイグロシア。)
※この「マクロランゲージ」の解説は、「ISO 639-3」の解説の一部です。
「マクロランゲージ」を含む「ISO 639-3」の記事については、「ISO 639-3」の概要を参照ください。
- マクロランゲージのページへのリンク