major
「major」とは・「major」の意味
「major」は英語で主に二つの意味があり、一つは「主要な」や「大きな」といった意味の形容詞である。もう一つは、大学で専攻する分野や学問を指す名詞である。さらに、動詞としても使用され、特定の分野を専攻することを意味する。例えば、自己紹介の際に「I major in psychology」と言えば、「私は心理学を専攻しています」という意味になる。「major」の発音・読み方
「major」の発音は、IPA表記では /méɪdʒɚ/ であり、カタカナ表記では「メイジャー」となる。日本人が発音するカタカナ英語では「メージャー」と読むことが一般的である。「major」の比較級・最上級
「major」は形容詞であるが、比較級や最上級の形は持たない。その代わり、「more significant」や「most significant」のように、他の形容詞を使って表現することができる。「major」の語源・由来
「major」の語源は、ラテン語の「maior」であり、「より大きい」「より重要な」という意味を持つ。これが古フランス語を経て、中期英語で「majour」となり、現代英語の「major」に至る。「MAJOR(漫画)」とは
「MAJOR」は、日本の漫画家・満田拓也によって描かれた野球漫画である。主人公・茂野吾郎がセカンドを目指して野球に打ち込む姿を描いた作品で、多くのファンに支持されている。「major」の使い方・例文
1. He is a major figure in the art world.(彼は芸術界の主要な人物である。) 2. The major reason for the failure was poor communication.(失敗の主要な理由はコミュニケーション不足であった。) 3. She decided to major in economics at university.(彼女は大学で経済学を専攻することを決めた。) 4. The major part of the work has been completed.(仕事の大部分が完了した。) 5. The major cities in Japan include Tokyo, Osaka, and Yokohama.(日本の主要な都市には東京、大阪、横浜がある。) 6. The company has major interests in the technology sector.(その企業は技術分野に大きな関心を持っている。) 7. The major advantage of this method is its efficiency.(この方法の主要な利点は効率性である。) 8. The major problem we face is a lack of resources.(私たちが直面する主要な問題は資源不足である。) 9. He majored in computer science and minored in mathematics.(彼はコンピュータ科学を専攻し、数学を副専攻した。) 10. The major components of the project were carefully analyzed.(プロジェクトの主要な要素は慎重に分析された。)メジャー
メジャーとは、「大きい・多い・主流だ・重要だ」という意味で用いられる英語由来の名詞または形容詞、もしくは、寸法などを測る際に用いる道具のことである。
「大きい」とか「主流だ」とかいう場合のメジャーは、英語では major と綴る。測る道具のメジャーの綴りは measure である。なお major の a は /ei/ に近い読み方をする(アクセントも置かれている)ため実際の英語の発音は「メイジャー」に近い。
major を原語とするメジャーは、「より大きい」「より多数派だ」という比較のニュアンスを含む。対義語は「マイナー」(minor)である。
「メジャーなスポーツ」「メジャーな歌手」「メジャーな観光スポット」のようにいう場合の「メジャー」は、他のスポーツや歌手や行楽地と比べて「人気がある」「ファンが多い」「認知度が高い」といった状況を意味すると解釈できる。
なお英語では大学などにおける「専攻」もmajorという。
メジャー【major】
読み方:めじゃー
[名・形動]
1 規模の大きなこと。主要な位置を占めること。また、そのさまや、そのもの。「—レーベル」⇔マイナー。
2 広く知られているさま。有名なさま。「—な曲」⇔マイナー。
4 (the majors)メジャーリーグのこと。→マイナー4
メイジャー【major】
読み方:めいじゃー
⇒メジャー
メージャー【major】
読み方:めーじゃー
⇒メジャー
Major
メージャー(Major)
MAJOR
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/11 20:21 UTC 版)
『MAJOR』(メジャー)は、満田拓也による日本の漫画。『週刊少年サンデー』(小学館)にて1994年33号より2010年32号まで全747話が連載された。同誌2015年15号より続編『MAJOR 2nd』が連載中。2021年11月時点で累計発行部数は5500万部を記録している[1]。
- 1 MAJORとは
- 2 MAJORの概要
メジャー
major
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 15:26 UTC 版)
英語発音: [meidʒər](メィヂャー)※ 対義語はminor、名詞形はmajority。 一般的な英語の意味で、有名な業界を寡占する大手や大企業。石油メジャーや穀物メジャー、大手レコードレーベル、メジャースタジオなど。メジャーなのかそれ以外なのかの区分は国や業界によって異なる。 メジャーと言われるレコード会社や出版社からレコードや本などの作品を出すことをメジャーデビューと呼ぶ。また、メジャーレーベル所属歌手のことも指す。レコード会社#メジャー・レーベルとインディーズ・レーベルを参照。 メジャー選手権 - ゴルフ界で最も権威のある4つのトーナメント。 メジャーリーグベースボール (Major League Baseball) - アメリカプロ野球のトップリーグ、大リーグ。アメリカの下級リーグで「マイナーリーグ」がある。 メジャートランキライザー (Major tranquilizers) - 抗精神病薬の別名。効き目の弱い物で「マイナートランキライザー」がある。 長調の英語での呼称 - 長三和音など。短調はマイナー。
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MAJOR
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 13:57 UTC 版)
幼稚園編(アニメでは保育園編) プロ野球選手の父・本田茂治に憧れ、吾郎は幼少時からボールを握って育ち、5歳にして球速は90km/hを計測。三船リトルの安藤監督を驚嘆させる。ところが、憧れの父は試合中にジョー・ギブソンの投球を頭部に受け、その後倒れた際に頭を地面のバットに打ちつけたことが原因で死亡してしまう。すでに母・千秋も他界しており、両親のいない身となった吾郎だったが、茂治の婚約者で吾郎の幼稚園の先生(アニメでは保育園の保育士)・星野桃子に引き取られて育つ。 リトルリーグ編 小学4年生になり安藤率いる三船リトルに入団。この時点で球速は110km/h前後を記録。野球の不人気の影響で人数ギリギリの士気がないチームに清水薫、小森大介、沢村涼太を誘い、9人揃える。その後、サッカーのクラブチームとグラウンドの使用権を賭けて商店街草野球チームと戦うが敗北。しかし、志を大人たちに認められてチームは存続する。その試合を見て吾郎に才能を感じた安藤から名門の横浜リトルへの入団を勧められる。乗り気でないものの横浜リトルへ見学に行き、そこで幼稚園(アニメでは保育園)の時に野球友達だった佐藤寿也と再会、さらにかつて父・茂治が在籍したチームであることも知り揺れ動く。当初は移籍に前向きな考えを示すが、桃子に猛反対され、迷いを抱く。その後桃子が急病で倒れたことや英毅の説得もあり、三船リトルで横浜リトルを倒すことを決意する。 そしてトーナメントを勝ち進み、肩を痛めながらも横浜リトルを破る。 その後、継母である桃子と英毅の結婚、さらに英毅の福岡イーグルス(アニメでは福岡ファルコンズ、劇場版では実在する福岡ソフトバンクホークス)移籍に伴い福岡へ転校。この際、名字が本田から茂野になった。 博多リトル(外伝・劇場版では博多南リトル、アニメ版では福岡リトル)での試合中のアクシデントで(劇場版では、九州大会優勝に貢献するため決勝で完投し優勝した直後に)肩を壊してしまう。途方に暮れ落ち込んでいたが、英毅の勧めで右投げから左投げに転向する。 三船東中学校編 中学3年のときに英毅が横浜に移籍したことに伴い、4年ぶりに横浜市へ帰る。三船東中学に転入し、小森・沢村・薫と再会。初めはサッカー部に所属していたが、かつてのチームメイトである小森のいる野球部の荒んだ現状を見て入部することを決意する。しかし本来右利きの吾郎は左投げではまったくキレがない棒球であると、幼なじみである寿也に指摘される。英毅の指導もあって短期のうちに克服。この頃、吾郎の左腕はいつの間にかジャイロリリースを習得していた。 地区大会1回戦の宝仙戦ではストレートのキレの習得練習のため遅刻をして、試合途中から登板。速さはないがキレ意識の投球で打たせて取り、相手の流れを止め、チームワークの意味をナインが考え直すきっかけを作った。2回戦の青武館戦では速さも伴い、海堂のスカウト候補のいる打線を圧倒し、四球一つのみのノーヒットノーランを達成する。この試合で青武館の天野らを見に来た海堂スカウトの大貫に注目される。しかし、「60億積まれても海堂には行かない」と拒否した。そして3回戦で寿也のいる友ノ浦と対決する。海堂高校の特待生になることに執念を燃やす寿也の心理作戦にはまり苦戦し、守備中も寿也のことばかり見ていたため小森に喝を入れられ冷静さを取り戻す。最終的に同点に追いつくとマウンドに上がった寿也と対決するが、その球は以前の吾郎と同じくキレのない棒球であったため、サヨナラ本塁打を放ち勝利。その後、地区大会の決勝で三船西に完勝し、県大会出場を決める。その後大貫は吾郎の自宅に来て両親に説得するもその際吾郎は帰宅すると「お高くなってるあんたらを叩きのめしてやる」と激怒し無理やり追い返した。 奇しくもその県大会の1回戦で海堂学園中等部(アニメでは海堂学園付属中)と対戦することになりますます闘志を燃やすがエースの眉村健に投打で圧倒され19-0の4回コールド負けで敗北する。試合後吾郎は激しく落胆しそこに試合観戦に来た寿也も現れて慰めるが直後に大貫は眉村とロッカールームに現れ「この試合でお前ら素人の野球ごっこと海堂の野球が違うことがわかっただろ」「うちの中学の野球部は特別養成機関だ。ろくな指導者もいないお前ら(公立中学校)が太刀打ちできるわけないだろ」とこれまで馬鹿にされたことへの仕返しとばかりに馬鹿にされてしまい、寿也共々「海堂に来たくもない奴らに何度も頭を下げるほどこっちも人材不足じゃない。君らに空けておいた特待生枠は今日付けでキャンセルさせてもらう」と海堂高校野球部への入部を断られる。しかし「どうしても入りたければセレクションを受けに来い」と言われた。吾郎は帰宅後に父・英毅に「親父の言ってたキレは通用しなかった」と打ち明けるも「野球を舐めているのか?この間サウスポーに転向したばかりでうぬぼれも度が過ぎるぞ」と天狗になっていることを厳しく指摘された。これにより自分自身が海堂野球部で這い上がらねばと思うようになり、寿也たちと海堂学園高校野球部のセレクションを受けて合格し、学科試験と面接も突破して海堂学園へ入学する。 海堂学園高校編 海堂入学後、三軍「夢島組」に入所。脱落者が多く出る中、吾郎は何一つへこたれることなく練習をこなしていった。これに目を付けたコーチの乾に「1~2か月先のメニューをやらせてやる」と嫌がらせ紛いのことを受けながらも基礎体力トレーニングを軽々とこなす。その後、乾を相手打者とした投手適性試験で、ただ一人乾を三振に打ち取るも、三軍監督の周防に「海堂のマニュアルに反する」と自身の投球スタイルを否定され不合格にされてしまう。吾郎のピッチングに感銘を受けた乾に、自身がメジャーリーグでも活躍できるほどの「怪物」になれる逸材であることを聞かされると同時に海堂を辞めて他校でプレーするように勧められるも思いとどまり、しばらく外野手としてプレーすることを決め、「打って走って守れ、三振の取れる選手になる」ことを宣言する。またその後の、二軍昇格を賭けた修了検定は3番ライトで出場。最初はマニュアル通りの守備、打撃をしていないことから周防に評価されていなかったが、総監督への指令により特別に再度投手としての試験を受け、打者9人全員を三振に打ち取る完璧な投球を見せ合格し、二軍昇格を決める。特待生との歓迎試合では一方的に点差を広げられる展開にしびれを切らし、寿也や寺門からの要請もあって二軍監督の早乙女静香に許可されて途中登板する。海堂の掲げるマニュアル野球に反発し「1点でも取られたら海堂を辞めてやる」と宣言、その言葉通りジャイロボールによる圧倒的な投球を披露する。走者としては5回、二死ながら二盗、三盗を決め、草野にセーフティスクイズを指示して成功し、確率や予測だけのマニュアル野球の限界を示した。結果、この試合は寿也の眉村からのサヨナラ本塁打で夢島組が勝利する。しかし、吾郎のスタイルを認めようとしない静香によって一時は退部の危機に陥るが、チーフマネージャー・江頭の計らいによって退部を免れる。 その後、一軍の4番である千石に一打席勝負を挑むも完敗し、吾郎に理解を示す二軍トレーナー・早乙女泰造の休養を織り交ぜた指導によるウエイトトレーニングなど科学的なトレーニングにより球速150km/hを超えるジャイロボールを投げるようになる。最高は156km/hである。マニュアル野球への反発と最強海堂を倒したいとの強い思いから、壮行試合で一軍を倒したら「海堂を辞める」と宣言。そして2年の夏の一軍対二軍の壮行試合で一軍に完投勝利し自主退学する。 海堂学園高校退学後 親友の小森がいる市立三船高校など公立高校なども視野に入れるなど編入先の高校を探す。しかし、「金さえ払えば私立入れる」などと楽観視する発言をしたことで母・桃子からは多額の入学金を払ってまで入学した海堂を中退したことに激怒され、各高校が実施する編入試験までの間のアルバイトを命じられる。その間に私立江田原高校の野球部の練習を見学した際、守備が不安定であることを知ったが同校への入学を考える。その矢先、海堂のスターに育てることを考えた江頭の報復で江田原高校への編入を断られてしまう。入学を断られたことを桃子から知らされ、海堂二軍監督の静香を呼び出し事情を聞くと編入試験に際して転校前の海堂から内申書を提出する必要があるが、江頭は電話で江田原高校に対して「貴校が茂野吾郎を入学させるなら引き抜きとみなして提訴する」と圧力をかけたことを知らされる。これに怒った吾郎は江頭への殴りこみを考えるが静香に引き留められる。その際静香から江頭の圧力が及ばずに吾郎が野球を続ける唯一の手段として野球部のない高校へ編入し、吾郎自身の手で野球部を創設することを勧められる。父・英毅からは引き抜き疑惑をかけられない野球部のある高校への進学も勧められるも野球部のない高校への編入を決意し、薫のいる聖秀学院高校へ入学した。 聖秀学院高校編 なお面接の段階で多くの男子生徒は定時制に所属しており、全日制の男子生徒は少ないことを知らされた。そこで数少ない男子生徒を集めて自らの手で野球部を創設。しかし1人で勝つことに執着してしまい、他の生徒は野球に縁がなく消極的で、実際に横浜帝仁高校と練習試合するも捕手が薫だったことで田代は吾郎の球を「誰がその剛速球を取るのか」と文句を言われ、途中から藤井が付くが素人だったが故に手を負傷してしまい、捕手経験のあった田代がマスクを被った。しかし、練習免除で試合に参加させてまで野球をやることに拘ったことで顧問の山田からその姿勢を問題視される。前述の2年秋に2年5名・1年3名の計8名で横浜帝仁高校との練習試合に勝利後、屋上にグラウンドを作るが顧問の山田は吾郎を含む部員に内緒で父・英毅にコーチを依頼する。英毅はプロアマ規定があることや親子共々やりづらいと保留したが山田は「現時点では高野連に加入しておらず、部ではなく同好会であるから問題ない。そして親子だからこそ引き受けてほしい。このままじゃ彼は海堂はおろか、海堂と戦う前に敗退する。協力してほしい」と頼まれ承諾。コーチを買って出た父・英毅は厳しい練習を課したがについていけず屋上から去ってしまう。英毅は吾郎に「集団スポーツの野球で1人で勝とうなんて間違ってる。その甘い夢を捨てさせるためにコーチを引き受けた」と遠回しに吾郎の過信を指摘したうえで「自分以外に何も守るものを持たない孤独な人間に、本当の栄光は掴めない」と助言を送る。入部を取り消そうとした部員たち(藤井と田代は除く)の心を自らが野球を一から教えることで開かせ「全員合格だ」と言われている(第3シリーズ7話冒頭。創部時の1年生が3年次、第4シリーズ16話半ばで、「2年から始めた野球だけど」とコメントしているが実際は1年の秋である)。3年の春、再び江頭の妨害(一軍当落線上の選手である蒲田に吾郎の足を踏ませ、故意負傷をさせる)に遭い、海堂二軍との練習試合で右足首に靭帯断裂と骨折を負う。退院後に英毅からは「将来を見据えた行動を取れ」と苦言を呈されるも、「今の自分には海堂と戦う事の方がプロ入りや将来の事よりも大切な事」と出場が絶望的な状態でも諦めず、夏の大会では毎試合痛み止めを打ち全登板する。 県大会初戦の陽花学園戦は怪我を押して途中出場し、逆転勝利に導く。2回戦では小森率いるシードの三船高校を破り、3回戦の横浜商蔭戦(アニメでは川上実業)ではノーヒットノーランを達成し注目を浴びる。その後4回戦で香取、唐沢のいる久里山高校を破り、 準々決勝で寿也率いる海堂高校との対戦が実現する。序盤はマニュアル野球に対して咄嗟のバウンド投球でのスクイズ阻止や、吾郎自身認識していた弱点の抜け球狙いに対してのフォークボールでその場をしのいできた。しかし、吾郎を開き直らせて来た直球を打ち込もうとする寿也からの「言いなりなんだね、僕が茂野(かれ)のキャッチャーならそんなマネは決してさせない」との挑発を受けた田代からの真っ向勝負の提案や、チームメイトからの鼓舞を受け、小細工を捨てて直球で勝負することを決意する(この回以降、棒球は終盤まで出なくなる。なお佐藤はこの回三振に終わり、挑発が完全に裏目にでる形となった。)。終盤、吾郎の完治していなかった足を苦しめる江頭のバント作戦に苦戦するも、田代の身体を張った好守や偶然が重なり、接戦となる。同点の9回表に大河がナックルボールの変化量が落ちて来た阿久津から適時打を放って一度は勝ち越したが、9回裏二死満塁で寿也に同点適時打を打たれて追いつかれる。その後は足を痛めながらも、走者を出しながら無失点に抑えていたが、延長12回裏に無死満塁のピンチを招き、眉村は渾身の投球で三振に打ち取ったが、直後の草野への1球目で力尽き、ボークでサヨナラ負けとなる。 その後、父を死に追いやったギブソンが今もメジャーで活躍し、吾郎との対戦を心待ちにしていることを知り、メジャーリーグを目指すために東京シャイアンズと横浜マリンスターズ(アニメでは横浜ブルーオーシャンズのみ)からのドラフト指名の打診を断ったが、英毅が横浜に入団していたら、吾郎の為自身が着けて永久欠番になっている17番を譲る決断をしていた事を横浜のスカウト桂木が聞かされ、一時は渡米を断念しようとするが英毅から「家族に気を使うな」「最高の舞台で、最高の男たちと戦ってこい」の言葉で決断し単身渡米する。 マイナーリーグ編 アメリカ到着早々置き引きにあい、路頭に迷っていたところを八木沼隼人に助けられる。八木沼と共にアナハイム・サーモンズのトライアウトを受け合格。実力と精神の強さを認められ特例でメジャーキャンプに合流する。しかし、その最初の練習で投球場所を巡ってチームのエース・サンチェスと衝突。他のチームメートが止めに入るほどの派手な喧嘩をしてしまい、激怒したサンチェスからコントロール勝負を挑まれる。その勝負に敗北し、サンチェスからは「これからは立場(マイナー契約選手として招待参加してるなら練習場所をメジャー契約の選手に譲るなどの配慮をするよう)をわきまえて行動しろ」と注意された。さらにエキシビジョン(オープン戦)で打ち込まれ、3Aクーガーズに降格。さらに、オクラホマ・ファルコンズとの試合中に吾郎に対して暴言を吐いたジョー・ギブソンJr. と乱闘を起こして(アニメでは乱闘描写はカットされている)解雇される。チームを離れる際、空港までフォックスとサンチェスによって空港まで車で送られたが、その際にサンチェスからいざこざ後に変化球の練習をしたがそれではメジャーリーガーにはなれないことを伝えられ小手先の変化球に頼らずにもっと直球にこだわること、直球の制球力をつけることを提言されサンチェスと和解した。 その後、3Aメンフィス・バッツに入団するが、チーム内は3Aはメジャーへ行くための調整地と考える者と現状に満足する者の集まりでで、勝利への執着心を失っていた。クローザーとして加入した吾郎はチームメイト内で唯一現状に危機感を持っていたサンダースと共にチーム内の意識改革を進め、成績の向上に貢献する。9月のロースター枠拡大でメジャー昇格を言い渡されるが、プレーオフにギブソンJr.のいるファルコンズが出場することを知って故障と偽り3Aに残留。磨き上げた制球力はストライクゾーンからボール一個分の出し入れができるようになる。プレーオフ決勝の第1戦で、ギブソンJr. に投じた直球が102mph(164km/h)を記録。最終戦で3A優勝を決めたが、前述した独断行動がきっかけでメジャー昇格は見送りとなった。 W杯編 日本に帰国後、薫と聖秀時代に交わした約束のサインボールを渡し、大河からの後押しや薫自身の気持ちを聞いて自身も知らない間に薫を恋愛対象として見ていた事に気づき、薫との初デートで告白し恋愛関係になる。その後、W杯の開催を知り、日本代表入りを目指して打撃投手を志願し父親のコネで日本代表のキャンプに参加。海堂からプロ入りした寿也、眉村も日本代表に選ばれ事実上のチームメイトとなる。その際メジャーリーガーの鈴木コジロー(アニメでは佐伯京四郎)に「打撃練習をしたいなら自分を真っ先に打撃投手に指名してください。他の打撃投手よりよっぽど実戦向きの球を投げます」と志願するも専属の打撃投手がいることで断られた。その後チームで練習が始まるも呑気にベンチに座っていたため調子に乗りやすい吾郎を教育するために同じく打撃投手として代表に参加した根本から注意された。また、コジローや松尾(アニメでは板尾)と対戦したいがために代表入りに拘ったことで根本からは快く思われていなかった。だが注意してる最中にコジローから打撃練習がしたいと電話を受けた根本から「コジローが振りたいそうだから見に来るか。君が投げるのは無理だが」と見学に誘われ練習を見ると根本の球を「コジロー専属だからもっと凄い人だと思ったら所詮バッティングピッチャーの球」と馬鹿にしたことでコジローから自分に投げるように命じられる。室内練習場での打撃練習で吾郎は3打席勝負で1安打でも打てたらコジローの勝ちで自分が勝ったら代表の大木監督に推薦状を書くことを条件に勝負する。1打席目はあわや吾郎を直撃するライナーだがコジローの配慮でピッチャーライナーとするも2打席目はレフト前へのヒットと見られる当たりでコジローが打撃センスを見せつけるとコジローから「根本さんは色々な投手の球を自由自在に操るテクニックを持っており100マイル(160キロ)は投げれないが生きた投球をしてくれる」とした上で吾郎の球は単調な投球で死んだ球であることを指摘され、変化球の習得を決意。野呂(アニメでは勝呂)の指導もありジャイロフォークを習得する。そこで大木(アニメでは佐々木)監督や吾郎との勝負で使っていたバットを折られていたコジローからの推薦もあって認められ、練習試合相手のヤングジャパンに抜擢され日本代表と戦う。コジローと松尾(アニメでは板尾)に格の違いを見せつけられた事から自分の力不足を痛感してアメリカに戻り、ホーネッツのキャンプに参加する。 しかしW杯アジア予選後、野呂(勝呂)の故障に加え吾郎の3Aでのクローザーの実績、コジロー・松尾らの推薦もあって日本代表入り。クローザーを任され、期待通りの活躍をし続けていたが、アメリカとの決勝戦でギブソンJr. から逆転ツーランを浴びる。その後寿也が同点タイムリーを打ち、延長戦に突入、念願のギブソンとの対決が実現する。しかし16回裏にノーアウト満塁のピンチを招き、ギブソンJr. に102mph(164km/h)の球をサヨナラ満塁本塁打にされ、敗戦投手になる。その後、空港で薫にギブソンJr.へのリベンジを誓う。アニメでは「野球をやめるかも」と思っていたが、旧友たちと野球をして野球への情熱を取り戻し再び渡米した。 メジャーリーグ編 チームキャンプに戻った吾郎は、W杯での活躍を評価され、オープン戦を経て正式にメジャーリーグへと昇格する。メジャー初登板の試合では、序盤から100mph(161km/h)を連発し、メジャー史上初の初登板・初先発でノーヒットノーラン達成(現実世界ではメジャーリーグデビュー戦での達成は既にあるが(ノーヒッター1例、ノーヒットノーラン1例)連載当時は記録が判明していなかった)の期待がかかったが、終盤で調子を崩し、背筋痛を訴え自らマウンドを降りる。その後の試合でも乱調が起こり、登板2試合目では相手バッターの頭部にボールをぶつけ、危険球退場。3試合目では1回持たずしてKOされ、マイナーに降格した。オリバーから吾郎はイップス(投球恐怖症)であると診断され、催眠療法を受ける。受診後は安定した投球ができるようになり、メジャーに再昇格したが、本来の威圧感は失せ、球速も95mph(153km/h)前後で、剛速球はすっかり影を潜めた。その後のシーズン前半戦では相手が打撃の粗いチームや、よほど調子のいい時には勝てるものの打撃のいいチームには打ち込まれるという、勝ったり負けたりの投球が続き本来の力が出せずに苦しんでいたが、現役復帰したギブソンから、新たなるモチベーションを見つけ出し、その後の試合で100mph(161km/h)を連発。102mph(164km/h)も記録した。 シーズン終盤のミネソタ・コヨーテス戦で完封勝利を目前に鈍痛が手を襲う。辛くも完封したものの、その直後病院の診察を受け、そこで血行障害(胸郭出口症候群)と診断される。また、不振のワッツに代わって再びクローザーに指名される。最終戦までの成績は14勝10敗1セーブ、防御率3.46。 地区優勝決定戦のコヨーテス戦で終盤登板し、メジャー記録の10連続奪三振に届きそうだったが、9連続奪三振の後、痛みが走ったため記録が途絶えた。その後、限界を超えた腕で101mphで空振り三振にとり、マウンドを降りた。その後ホーネッツはマードックのサヨナラホームランで地区優勝。手術も成功した。 帰国後薫にプロポーズし、その数年後に結婚。メジャー2年目からは先発として最多勝2回・サイヤング賞2回などを獲得する活躍をしていたが、メジャー5年目に血行障害を再発しクローザーに再転向、7年目と8年目に最多セーブ王のタイトルを獲得し、ホーネッツ不動の守護神となる。 27歳になる年、渡米9年目メジャー8年目で、身重の妻・薫ら家族が見守る中、ギブソン父子率いるレイダースとのワールドシリーズに臨む。しかしギブソンJr.の打球を頭に受けて失神し、病院に運ばれる。多くが父・茂治の悲劇を想像するも、夢の中での父との邂逅を経て、無事に意識を取り戻す。翌日の最終戦はベンチで見守っていたが、試合が佳境に入った頃、志願して投球練習に参加。レイダースの監督であるギブソンにプレッシャーをかけるために投球練習をしただけで登板するつもりは無かったが、チームがサヨナラ負けのピンチを迎えたところで自ら志願してマウンドに上がる。後遺症の眩暈の影響に負けず、全力投球で相手をねじ伏せ、最後は胴上げ投手となり、念願のワールドシリーズを制覇。この夜に長女・いずみが誕生し父親となった。 日本プロ野球編 ワールドシリーズ制覇後もメジャーで活躍していた吾郎だったが、左肩を故障し、治療の甲斐なくホーネッツから解雇通告を受ける。しかし現役引退を受け入れないまま、かつての父・茂治のように野手として再起することを決意。家族を連れて帰国後、子供たちに真相を一切教えないままトレーニングを続け、34歳になる年、トライアウトに合格し横浜マリンスターズ(アニメでは横浜ブルーオーシャンズ)に入団。キャンプを経てオープン戦で日本プロ野球デビューを果たした。最初は観客からも父親のコネによる入団を疑われるほどの衰えを見せたが、公式戦で本拠地・横浜スタジアム(アニメではオーシャンスタジアム)の東京シャイアンズ(アニメでは東京ウォリアーズ)戦で、家族が見守る中、大物メジャーリーガー・コルボーンから3打席目で本塁打を放つ。その後、七夕の短冊に「夢はメジャーで4番」と願う。
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MAJOR
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 17:46 UTC 版)
幼稚園編(アニメ版では保育園編) 母親から、小学校受験のために勉強を強制されていた際に吾郎と出会い、野球を教わる。後日、吾郎からもらったグラブを母親に捨てられたことから吾郎に誤解されるが、吾郎の父・茂治の計らいにより誤解が解け、友情を深める。当時、吾郎の唯一の野球友達だった。 茂治の死により吾郎が引っ越す時、野球をやめようとしていた吾郎に「野球をやめないで」と告げ、吾郎が引っ越してからも野球を続ける。当時はメガネをかけていた。 リトルリーグ編 小学校4年生のときに名門・横浜リトルに入団した。卓越した野球センスと戦術で、下級生ながら捕手として上級生をリードする。三船リトルに入団した吾郎と再会。三船リトルとの対戦では白熱した試合を展開したが、6回の守備で菊池続投による試合決着を図り裏目に出たことが間接要因、延長入り後ハンデ戦へ持ち込み却って相手の奮起を招いたことが直接要因となって最後は敗れる。 小学校6年生のとき、父親の会社の倒産により両親が妹・美穂だけを連れて夜逃げし、以後祖父母に育てられる。ショックから一時は野球ができないほどの精神状態になり、横浜リトルを退団した。 三船東中学校編 友ノ浦中野球部に入部し、主将を務める。学業成績は常にトップクラスだが、育ての親となった母方の祖父母のために最短コースでプロ野球選手となることを決意した。中学3年時に、三船東中学に転校した吾郎と再会 する。この際吾郎はチームメイトの小森と練習試合の申し込みをしに友ノ浦中に来たがその際自分が吾郎の球を確認してそれで試合できるかどうかを確かめることにした。するとその吾郎の球を簡単に打ち返した。すると吾郎は何度も投げるうちに力んでストライクすら入らない場面もありついには寿也も吾郎の球を素手で取った。そして吾郎に対し見下したような態度を取る。これはサウスポーに転向した吾郎の球のキレのなさを挑発的に指摘したがこれによって吾郎が壁を破るきっかけを作る。自身を育てるために閉店していた弁当屋を再開した祖父母に楽をさせたいと名門・海堂高校の特待生を目指していたが、海堂のスカウト・大貫が吾郎と寿也を天秤にかける行動に出たため、怒りを鎮めるような形で吾郎を逆恨みし、地区大会で対戦した際に「負けた方が海堂進学を諦めよう」と賭けを持ちかける。 地区大会3回戦で三船東中と対戦。序盤は巧みな心理攻撃により優位に立つが、小森の一喝で冷静さを取り戻した吾郎に苦戦する。この際寿也も海堂に行きたいがために序盤こそ優位に立ったがそこだけに行き過ぎて寿也も吾郎だけを相手することに拘りすぎていた。それにより2者連続本塁打を打たれるなど逆転されてしまう。だがチームメイトの一言でようやく冷静さを取り戻し吾郎から逆転満塁本塁打を打った。寿也のリードと三船東の粘り強い追い上げのために疲弊した投手に代わり、自らマウンドに登るが、吾郎にサヨナラ本塁打を打たれ敗戦。これは寿也の投げる球が以前の吾郎同様、キレのない棒球であったからである。試合後、吾郎に対して今までの言動を謝罪はしなかったが全て吹っ切れたのか「僕は君と同じ学校で野球をやりたい。君となら海堂を敵に回すのも面白い」と告白し、再び友情を取り戻した。 地区大会後、吾郎と同じ三船高校に進学し海堂を倒そうと決意したものの、海堂学園中等部(アニメでは海堂付属中)の眉村健に完敗した吾郎から共に海堂へ行こうと誘われる。同時に関西の名門校からも勧誘されるが、高い学費がかかり祖父母の負担を考え誘いがあったことを隠して躊躇していた が、祖父が「(自分たちは大丈夫だから)親には頼ってくれ」という涙ながらの言葉によって最終的に海堂への進学を決心し、吾郎と共に海堂野球部のセレクションを受けて合格する。 なお、セレクション終了直後に「学科試験(筆記)」があると聞いてからは吾郎の家庭教師になっており、幼稚園時代は将来のためといわれ嫌々だったが、学校の授業はきちんと受けていたようであり、元々勉強嫌いな吾郎とは正反対である。 海堂学園高校編 海堂入学後、三軍夢島での猛練習に耐え抜き、二軍に昇格。特待生組との歓迎試合では4番で出場。眉村からのサヨナラ本塁打を含む3本の本塁打を放つなど、攻守にわたって活躍した。その後、マニュアルに反抗する吾郎を辞めさせようとする二軍監督らに反発するも、海堂のチーフマネージャー江頭の措置で吾郎は退部を免れる。吾郎が一軍と戦い勝てば海堂を辞めると言い放ったとき、自分を捨てた両親と同じように彼が自分を裏切ったという思いになる。 海堂で吾郎とバッテリーを組む最後となった一軍対二軍の壮行試合では、海堂高校を自主退学する吾郎と挑む事に最初は乗り気ではなかったものの、彼の存念(自分の足で道を開き海堂と戦いたい)を知り、心を打たれる。吾郎の行動は自分本位でなく野球本位であり、この試合に勝って吾郎とライバルになることが自分のためでもあると認識を変え、逆転2ランを放った(アニメでは同点本塁打)。 夢島組から一軍レギュラーの座を獲得して、海堂高校の正捕手・4番・主将(アニメ版)となり、春の甲子園では優勝。そして3年夏の県大会(準々決勝戦)で吾郎率いる聖秀との対戦。吾郎とは3度目の対決となり死闘を演じた。対戦前は吾郎を意識していない素振りを見せていた(意識よりも興味がない、練習台のような態度だったため、吾郎や綾音(アニメ版のみ)からは悪印象を持たれる)が、これは吾郎や聖秀を見下しているからではなく、全国優勝の実績や日本屈指の過酷かつ整った環境で鍛えたことからくる自信の表れであった。当初は海堂の完璧なマニュアル野球と巧みなリードや事前の研究により余裕で勝てるものと踏んでおり、最初の打席では吾郎から初球スクイズを決め先制、2打席目は吾郎の抜け球を狙い撃ち、3ランを放つ。天候不順等を始めとした巡り合わせや自身のハッタリ作戦がバッテリーの強化を引き起こし(狙い球にしていたシュート回転気味の棒球が来なくなる)、吾郎のみならず聖秀の奮闘に苦戦を強いられる。また、江頭の暗躍(海堂二軍と聖秀高校との練習試合で吾郎の足に故意のけがを負わせた)とバント攻めの指示に失敗している事や不正の片棒を担いでまで勝つつもりは無いと反論したため、江頭から試合終了後の野球部除名を宣告される。このとき寿也同様にバント指示に従わない者(薬師寺)と、後味は悪い事は承知の上で従う者(草野)に分かれてチーム内が動揺したが、結局チームメイト全員が寿也に続くことになった。1点を追う9回二死満塁の場面で江頭に代打を出されかけるも、それを振り切った監督の伊沢やチームメイトから背中を押される形で打席に立つ。依然球威が衰えない吾郎に対して倒さなくてはならない存在と認識し、ピッチャー強襲(一度は吾郎のグラブに収まりかけるも弾く)の打球を打ち、これが同点となる内野安打になった。9回に同点に追いついた後、江頭は「俺はこんな試合は認めんぞ。たとえ勝っても決勝進出はおれの手で阻止する」と気力を失いながらも脅迫してベンチ裏に姿を消したがそのベンチ裏で早乙女兄妹から理事長の指示で内偵していたことを知らされ、江頭は失脚される。一方江頭がいなくなった後の試合は激戦の末聖秀学院を下した後、マウンド去っていく吾郎に対して「怪我を治してまたマウンドに戻って来て欲しい」と吾郎の身を案じる。伊沢や早乙女兄妹の内偵により、試合後に江頭が監督業から追放されることとなったため野球部除名は白紙に戻り、その後夏の甲子園では優勝を飾り春夏連覇を成し遂げる。その後、ドラフト1位で東京シャイアンズ(アニメでは東京ウォリアーズ)に指名される。 マイナーリーグ編 原作では一切登場しなかったが、アニメ版では彼のオリジナルエピソードがいくつも設けられた。 シャイアンズ(アニメ版では東京ウォリアーズ)にドラフト1位で入団後、宮崎キャンプやオープン戦におけるプロとアマの違いへの葛藤や、眉村との新人王争いの様子が描かれた。 最終的に、1年目で打率3割をマーク。守備でも怪我の矢部(アニメ版では矢田部)に代わり正捕手を務め、チームの優勝に貢献し、新人王を獲得。 W杯編 吾郎の誘いでヤングジャパン入りを志願してオールジャパンとの練習試合に4番で出場し、実力を認められ野球W杯日本代表入りする。当初はDHで起用されたが、1回戦の日本対ベネズエラ戦で代表正捕手の堂島(アニメ版では堂本)が故障したため守備に就くこととなり、公式戦では初めて吾郎とバッテリーを組む。試合中は2打席連続で好機に凡打したことや守備のミスによる呵責で茫然自失に陥るが吾郎の一喝で立ち直り、その後のイニングを無失点に抑え、直後の打席で逆転満塁本塁打を放った。その後の試合でもチャンスで活躍し、W杯では攻守ともに大きく貢献した。 W杯期間中、日本から応援に来ていた生き別れの妹・美穂と偶然再会し、少年時代に両親から捨てられたトラウマを思い出して卒倒するが、吾郎と清水薫らの助力で過去を克服する契機とした。 メジャーリーグ編 渡米した吾郎の試合をネットで見ており、地区優勝をかけたホーネッツの試合を宿舎でテレビ観戦するなど、米国での吾郎の活躍を楽しみに、また自身の励みとしている。プロ2年目では打点王に輝く。 8年後、日本でFA権を取得し、「1度でいいから、吾郎くんと同じユニホームを着て優勝したい」という思いからホーネッツに入団。開幕時から同じく移籍してきたバートンと共に併用される予定だったが、開幕2戦目の走塁時に右肩を故障し長期離脱、ワールドシリーズで復帰を果たす。第6戦にて吾郎とW杯以来となるバッテリーを組む。レイダースの眉村から満塁本塁打を放った。さらにその後、2本目の満塁本塁打を放ってワールドシリーズ制覇に貢献した。この時、美穂の計らいで球場に来ていた母の姿を見つけ、密かにサインを送った。 日本プロ野球編 吾郎がメジャーを離れた後もホーネッツに所属しており、吾郎帰国後の新聞では寿也がリーグ首位打者として活躍していることが記載されている。
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MAJOR
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 06:51 UTC 版)
リトルリーグ編 小学4年生時、同級生となった吾郎の野球への熱意に心を打たれ、三船リトルで野球を始める。縄跳び120回、二重跳び18回の記録を持ちながら、野球に関してはまったくの素人で最初はキャッチボールも出来なかったが、吾郎の協力もあり上達していく。このことがきっかけで吾郎のことを意識し始める。小森の負傷後、代わりの捕手を志願し、吾郎の球を1週間で捕れるようになった。 三船東中学校編 三船東中学ではソフトボール部の主将を務める。吾郎が一言も告げず福岡に転校したことで傷ついていたが、帰郷した吾郎が野球への熱意を失っていなかったことを知って以降は再び彼の理解者になり、アニメでは自分の怪我で野球を逆恨みする山根を一喝し、吾郎達と共に復帰のきっかけを与える。野球部再始動後は友ノ浦中学との地区予選準決勝で野球部の一日マネージャーも務めるなど応援する。高校受験で吾郎と一緒の海堂高校進学を目指し、偏差値の高い普通科に猛勉強の末に合格するが、ソフトボール部がないことを後で知り、吾郎の勧めもあって海堂を辞退し聖秀学院高校に進学した。 聖秀学院高校編 ソフトボール部のエースを務める。2年の時に「打倒・海堂」を胸に聖秀に編入してきた吾郎と再会し、ソフトボール一筋と思いつつ、抑えきれない恋心に戸惑う。野球部新設を目指した吾郎が部員集めのために組んだ練習試合では捕手を務めて吾郎の剛球を受け、横浜リトル・シニアでレギュラーだった弟・大河を入部させるなど、陰日なたに協力。吾郎の苦闘を最後まで見つめ続ける。高校卒業後は杏和女子学院大学に進学した。 W杯編 大学でもソフトボールを続けている。帰国した吾郎に初デートで告白され、吾郎を見守り続けて10年の年月を経て交際関係となった。その後、大学の春休みを利用してW杯日本代表に選ばれた吾郎を応援しにアメリカに行く。そこで佐藤寿也の生き別れの妹・美穂と出会い、佐藤兄妹の橋渡し役も務める。 メジャーリーグ編 メジャーで活躍する吾郎に再び会いに行くためソフトボール部をズル休みしてまで渡米費用を稼いでいたが、練習試合に遅刻してしまい、先輩部員に「ソフトに集中する覚悟が出来るまで練習に来なくて結構」と咎められてしまう。アルバイトも中途半端になって解雇され、父親にも叱咤されたことから一時は退部を考えたが、沢村や小森ら周囲の人々の思いを知り、再びソフトボールに励むようになる。吾郎が渡米2年目でメジャーに昇格し、所属するインディアナ・ホーネッツの地区優勝決定戦をテレビを通じて日本から応援している。 吾郎がメジャー2年目を終え帰国した際にはお目付け役として茂野家に滞在していたソフィアとの関係を誤解、さらに彼女から「野球選手の妻になること」という重大な決断を迫られ躊躇するが、吾郎の「生涯、自分とバッテリーを組んでくれ」という温かなプロポーズを受け、彼とファーストキスを交わす。 数年後に吾郎と結婚して茂野 薫(しげの かおる)となる。ワールドシリーズ戦の時点で第一子を妊娠していた。臨月を迎えていたが、ワールドシリーズのテレビ中継で吾郎が頭部に打球を受け気絶する光景を目の当たりにしてショックを受け、翌朝陣痛に見舞われ病院に担ぎ込まれる。ホーネッツがワールドシリーズ優勝を決めた直後に長女・泉を出産し母親になる。 日本プロ野球編 長男・大吾を出産し二児の母親となったが、吾郎の故障によるメジャー引退により一家で日本に帰国する。吾郎が野手として現役を続けるにあたって、子供達に時期が来るまで教えないように頼まれ誰よりも理解を示す一方、「父親の本当の姿を知らない子供たちの気持ちを考えて欲しい」と吾郎を叱ることもあった。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/24 14:39 UTC 版)
「マーシャル (アンプ)」の記事における「Major」の解説
もしくは200とも。200Wの超・大音量仕様。初期型には独特の見た目から「Pig」の愛称がある。リッチー・ブラックモアが使用。ブラックモアは2つのインプットを直列に繋ぎ、本来各チャンネル別となっていたヴォリュームの片方をマスターヴォリューム的に使用する「たすき掛け」「チャンネルリンク」もしくは「カスケード」と呼ばれる接続法を使った事でも有名。
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