マジョリティとは? わかりやすく解説

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majority

別表記:マジョリティ

「majority」とは・「majority」の意味

「majority」とは、主に数や比率半数以上を指す言葉である。反対語は「minority」で、少数意味する形容詞形は「major」となり、言い換えると「大部分」や「大多数」となる。

「majority」の発音・読み方

「majority」の発音は、/məˈɔːrəṭi/である。日本語では「マジョリティ」と読む。

「majority」の語源・由来

「majority」は、ラテン語の「maior」(大きい)に由来し中世ラテン語の「maioritas」を経て、英語に取り入れられた。

「majority」の類語

「majority」の類語には、「bulk」、「preponderance」、「plurality」などがある。これらの言葉も、大部分大多数意味する

「a majority of」と「the majority of」の違い

「a majority of」と「the majority of」は、どちらも半数以上を意味するが、前者は「大多数の」、後者は「ほとんどの」というニュアンス使われる

「majority」を含む用語・関連する用語

「silent majority」とは

silent majority」は、表立って意見述べない多数派形成する人々を指す言葉である。

「the majority of」とは

「the majority of」は、「ほとんどの」や「大部分の」という意味で使われる表現である。

「vast majority」とは

vast majority」は、「圧倒的多数」や「大半」という意味で使われる表現である。

「the majority of(単数 複数)」とは

「the majority of」の後に続く名詞は、単数形でも複数形でも使用できる。ただし、動詞名詞の数に応じて変化する

「majority」の使い方・例文

1. The majority of people prefer coffee to tea.(大多数人々お茶よりコーヒーを好む。)
2. A majority of the students passed the exam.大多数学生試験合格した。)
3. The silent majority often plays a crucial role in elections.(沈黙多数派選挙重要な役割を果たすことが多い。)
4. The vast majority of the population lives in urban areas.(人口大半都市部住んでいる。)
5. The majority of the committee members agreed with the proposal.(委員会大多数メンバー提案賛成した。)
6. The majority of the work has been completed.(仕事大部分完了している。)
7. The majority of the audience enjoyed the performance.(観客大多数がその公演楽しんだ。)
8. The majority of the budget is allocated to education.(予算大部分教育割り当てられている。)
9. The majority of the employees are satisfied with their working conditions.(従業員大多数労働条件満足している。)
10. The majority of the evidence supports the theory.(証拠大部分その理論支持している。)

マジョリティ

英語:majority

 

「マジョリティ」とは・「マジョリティ」の意味

マジョリティは多数者、多数派という意味の言葉で、スペルは「majority」である。マジョリティの対義語は「少数派」を意味するマイノリティで、両者ひとつの会話で同時に用いることも多い。ビジネスにおいてマジョリティは非常に重要であり、自分企業提供するサービス商品がいかにマジョリティに支持され評価されるかを考えながら提供しなければヒットすることはなといって過言ではない。SNSはマジョリティの意見聞いた共感を得るのに非常に有用なツールであり、ほぼすべての企業SNS駆使したプロデュースアンケートをおこなっている。

「マジョリティ」の熟語・言い回し

マジョリティを会話で使う際は「大多数」「ポピュラーな」という意味と同義考えて使うと良い。マジョリティにはいくつかの熟語があるが、よく使われるのが「シンプルマジョリティ」で、意味は総投票数半分には達していないものの、必要とされる最小限満たしている票数という意味で、さらに有権者過半数以上という意味もある。日本の選挙投票率50パーセント達していない状況において、当選した議員たちはほぼ全員このシンプルマジョリティに該当する。また近年問題となっているのが「ノイジーマジョリティ」の存在である。ノイジーマジョリティとは言論を交わす空間において必要以上に声を上げる多数派という意味である。TwitterなどのSNS上で多数派意見を持つ人の一部がノイジーマジョリティ化し自分意見異な考えを持つ人に対して誹謗中傷浴びせるという光景がしばしば見受けられる

サイレントマジョリティーとは


サイレントマジョリティーとは、先に紹介した「ノイジーマジョリティ」の対義語となる言葉で、「もの言わぬ多数派」「静かな多数派」「声なき声」といった意味合いである。マジョリティの中で必要以上に声を上げる「ノイジーマジョリティ」はごく一部であり、大多数の人は「サイレントマジョリティ」に属している。例えばそのアーティストのことが大好きだファンレターなどは全く出さないというファンは多いし、そういった人が大多数だろう。また政治に関して何らかの不満を持つ人は多いだろうが、実際に声に出して不満を述べるという人はほとんどいない。先の例に該当する人たちは皆サイレントマジョリティ―であるといえる

この言葉初め使われたのは、アメリカ37大統領であるリチャード・ニクソン大統領演説で、演説の際ニクソン氏は「今夜、私の友にして偉大なサイレントマジョリティー皆さんどうかわたしを応援してください」とスピーチした。当時アメリカベトナム戦争真っただ中戦況悪化一途たどっており反戦運動激化していた。過激派即時撤退主張していたが、ニクソン氏は段階的撤退検討していた。そこでニクソン氏は同じよう意見持ちながら過激派の目が怖くて意見発することができないサイレントマジョリティ達に選挙自分投票するようにスピーチ、このスピーチ功を奏してニクソン氏は見事大統領選に勝利した

「マジョリティ」の使い方・例文

・そのサービスはマジョリティに受け入れられるサービスかどうかをもう一度吟味する必要がある
・マジョリティを気にして作曲していると個性失われてしまう。
・私の意見はマジョリティに押しつぶされてしまった。
・マジョリティに受け入れられる作品結局世の中ブームとなるものだ。
インフルエンサー積極的に発信してもらってマジョリティなものとするのが流行させるための最短距離だ。
・僕はマジョリティな趣味よりもマイノリティ趣味追い求める
・マジョリティな作品は僕にとっては面白味がない。
ここまでマジョリティが感じられないというのも珍しい。
・いかにマジョリティの意見取り入れるかが今回議題最優先課題だ。
・マジョリティな集団時に暴力的となることがある

マジョリティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 14:06 UTC 版)

マジョリティ(英:majority)は、本来、「多数者」・「多数派」を意味する英語の言葉。対義語マイノリティ(少数者・少数派)。形容詞はメジャー (major)。




「マジョリティ」の続きの解説一覧

マジョリティ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 05:17 UTC 版)

異表記・別形

名詞

マジョリティ

  1. 多数多数派過半数

発音(?)

マ↗ジョリティ

語源

英語 majority

用法

関連語


「マジョリティ」の例文・使い方・用例・文例

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