アーリーマジョリティ
【英】early majority
アーリーマジョリティとは、マーケティング論のひとつである「イノベーター理論」における「採用者」の区分のうち、アーリーアダプターに追従する形で受容し始める利用者層を指す語である。
イノベーター理論では、新規に登場した商品やサービスの受容者を、需要が早い順にイノベーター、アーリーアダプター、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガード、という5つの層に区分している。アーリーマジョリティは、受け入れ段階は平均的(中間的)と言えるが、その中では比較的早期に物事を受け入れる層といえる。アーリーアダプター(オピニオンリーダー)とレイトマジョリティをつなぐ位置づけと言うこともでき、ブリッジピープルと呼ばれることもある。
イノベーターからアーリーアダプターを経てアーリーマジョリティが受容するに至れば、普及率は一挙に増進するとされる。イノベーターとアーリーアダプターが全体に占める割合は「16%」である、これを突破できるか否かが成功を左右する境界となる。この普及率16%の境界は「クリティカルマス」と呼ばれている。
アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 08:01 UTC 版)
「普及学」の記事における「アーリーマジョリティ(Early Majority:前期追随者)」の解説
このカテゴリの人は一定の時間が経ってからアイデアの採用を行う。社会階級は平均的で、アーリーアダプターとの接点も平均的に持つ。全体の34.0%。
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