クロスレビュー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 23:19 UTC 版)
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クロスレビュー(Cross Review)とは、ある物事に対する評価を複数の人間で行うことを意味する。
本項目ではKADOKAWA Game Linkage刊行のゲーム雑誌『週刊ファミ通』に連載している同名のタイトルが冠された新作ゲームの評価コーナー企画について説明する。なお、KADOKAWAは「クロスレビュー」という名称を商標登録している(登録番号第4664850号[1])。
名称は異なるが、『ミュージック・マガジン』でも「クロス・レヴュー」というタイトルで、『BURRN!』でも「DISC REVIEW」というタイトルで同種のアルバムCD評が行われている。
概要
『週刊ファミ通』において最も長く続いているメイン企画として連載されている。
四人の編集者がレビュアーとしてゲームソフトをプレイし、各人10点満点、計40点満点で採点するコーナーとなる。編集者の似顔絵は、『ログイン』編集者でもあったマンガ家の荒井清和が担当している。
全てのコンシューマーゲームが評価されるわけではなく、パチンコ・パチスロのシミュレーターなどや実用ソフトは評価の対象から外れることもある。また、発売週にレビューを行わず、翌週号以降に紹介される場合もある。
歴史
前身の「SOFT天気予報」を進化させる形で1986年10月31日号より開始された。初期の頃は基本的に東府屋ファミ坊、水野店長、森下万里子、ガスコン金矢(後にTACO.X)と固定の4人のみで行われていたが、人事異動や発売されるゲームの本数が増えるに従って多数の編集者で持ち回りするようになった。なお森下は架空の人物で、九品仏在住など細かな設定を施したという[2]。
1988年11月11日号から「読者のクロスレビュー」も開始された。
1996年11月22日号以降、合計点数が32点以上のソフトは「殿堂入り」とされ、マークが付けられるようになった。さらに1998年7月24日号からは、点数によってシルバー(30点-31点)、ゴールド(32点-34点)、プラチナ(35点-40点)とランク別にマークが付けられるようになる。1998年7月31日号からは、29点以下の殿堂入りは取れなかったが一部レビュアーの評価が8点を超えているソフトを「編集者○○のオススメ」と冠して紹介している。
2009年までレビューされたソフトは14288本、レビュアーは86名登場した[3]。
脚注
参考文献
- 「特別付録 歴代優良ソフト1500上巻」『週刊ファミ通』2010年4月1日増刊号、エンターブレイン
- 「特別付録 歴代優良ソフト1500下巻」『週刊ファミ通』2010年4月8日増刊号、エンターブレイン
関連項目
外部リンク
- ファミ通.com 新作ゲームソフト発売日 - タイトル検索用
クロスレビュー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 02:14 UTC 版)
詳細は「クロスレビュー」を参照 ファミ通を代表する人気コーナーとしてクロスレビューがある。これは4人の編集者がレビュアーとしてゲームソフトをプレイし、各人10点満点、計40点満点で採点するコーナーで、1986年10月31日号より開始された。 4人の採点の合計が32点以上だと殿堂入りされるが、殿堂入りに関してはシルバー(30点-31点)・ゴールド(32点-34点)・プラチナ(35点-)の順に高くなっていく。 このコーナーは影響力が高く、このクロスレビューによって、脚光を得た新規作品も少なくない。また、ファミ通がこのレビュー形式を導入すると、他の家庭用ゲーム雑誌もこぞって模倣したコーナーを設けるようになった。 その反面、影響力の大きさゆえに記事に公正さを欠くとの批判を受けることもある。『ゼルダの伝説 時のオカリナ』がクロスレビュー史上初めて40点満点を獲得した際にはそれまでの同レビューと比べて異常に甘い採点であると疑問視する指摘が他のゲーム雑誌に掲載された。 中には実際のゲームの製品版をプレイしたのかすら怪しいレビューもある。例えば2006年9月1日号のクロスレビューで、ディンプルから発売されたゲームソフト『あやかしびと -幻妖異聞録-』にレビュアーの一人が「選択肢が少ない」という点を根拠に4点という低い評価を下したが、文中で例示された「どの女の子と一緒に戦うか」という選択肢がゲーム中には存在しないことを開発元のpropellerのウェブサイトで指摘された。また、『The Elder Scrolls IV: オブリビオン GOTYバージョン』の時にも、PS3版は武器による効果音が完全に消えており、プレイすればすぐに分かるレベルのはずなのだが、この問題については一切触れておらず、あたかも何も問題がないような紹介をしている。『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』では40点満点をつけたが、発売後に永久パターン等の不具合が発覚した。海外ソフトの日本版のみの仕様変更にも触れる事はほぼなく、40点満点の『GTA5』でも同様の対応を行った。 過去には、ファミ通の連載漫画だった『おとなのしくみ』(鈴木みそ著)の作中で、鈴木みそとゲームクリエイターである飯野賢治がレビューの問題点を議論している。 同誌に連載されている山本さほの『無慈悲な8bit』2017年2月16日号掲載分において、ゲームを採点すること、賛否を論じることを全面的に否定する内容が描かれた。この回を編集長である林克彦が内容を全面的に支持、同意する発言をTwitterで行った。
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