底辺への競争とは? わかりやすく解説

底辺への競争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 05:48 UTC 版)

底辺への競争(ていへんへのきょうそう、: Race to the bottom)とは、国家が外国企業の誘致や産業育成のため、減税、労働基準・環境基準の緩和などを競うことで、労働環境や自然環境社会福祉などが最低水準へと向かうこと。自由貿易グローバリゼーションの問題点として指摘されている。




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底辺への競争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 21:59 UTC 版)

TPP協定交渉時の資料・交渉時に議論された影響」の記事における「底辺への競争」の解説

バーニー・サンダース米上院議員NAFTAなど過去に米国締結した自由貿易協定FTA)の結果おこったことを分析しTPP強く反対するTPP加盟すればベトナムマレーシアなど労働法が国基準から大きく離れた国々米国競争する事態となる。もし競争となれば企業側低賃金長時間労働など劣悪な労働環境労働者働かせて搾取できるようなそれらの国々生産拠点を移すだろう。雇用オフショアされない場合では、それらの国々競争するために企業人件費などを削らざるをえなくなる。結果として賃金低下していく。それらの国々競争することは自由貿易ではなく底辺への競争であるとサンダース述べる。 サンダー・レヴィン米下院議員は「ベトナムの法は国際的労働法基準とのコンプライアンスからはずれている。もし独立した労働組合をつくろうとすれば囚人となってしまう。」と指摘対すバラク・オバマTPPによってアジア諸国労働者労働環境良くなるとし、ベトナム労働者独立した労働組合結成できるようになる主張した。だが2015年5月時点でさえベトナム労働法国際労働法基準には大きな隔たりがある。TPP発効初日から突然ベトナム労働法修正され国際基準にまで引き上がるとは考えにくいレヴィンは、ベトナム政府マレーシア政府それらの労働法国際基準まで引き上げるという根拠無いと述べる 。 エリザベス・ウォーレン上院議員2015年5月レポート発表しTPP問題点指摘した。そのレポートによれば米国過去に締結した自由貿易協定には、労働法について協定の内容現実に大きな隔たりがあった。ペルーコロンビアなどと結んだ協定では、労働組合へ暴力減らすためにバラク・オバマ2011年コロンビアアクションプラン採用した。だが現実その4年後に約100名もの労働組合員殺され1300人もの組合員死の脅迫をうけていた。 「底辺への競争」も参照

※この「底辺への競争」の解説は、「TPP協定交渉時の資料・交渉時に議論された影響」の解説の一部です。
「底辺への競争」を含む「TPP協定交渉時の資料・交渉時に議論された影響」の記事については、「TPP協定交渉時の資料・交渉時に議論された影響」の概要を参照ください。

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