internetとは? わかりやすく解説

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internet

別表記:インターネット

「internet」とは・「internet」の意味

「internet」は、世界中コンピュータネットワーク相互接続された広範なネットワークシステムを指す。インターネット通じて情報検索通信データの送受信が可能である。また、「internet」は可算名詞ではなく通常不可算名詞として扱われる

「internet」の発音・読み方

「internet」の発音は、IPA表記では/ˈɪntəˌnɛt/であり、カタカナ表記では「インターネット」となる。日本人発音するカタカナ英語でも「インターネット」と読む。

「internet」の語源・由来

「internet」は、「inter-」(相互の)と「network」(ネットワーク)が組み合わさった造語である。また、「Internet」の頭文字大文字である理由は、特定のインターネットを指す場合用いられる。さらに、「The Internet」という表現使われる理由は、特定のインターネットを指すためである。

「インターネット」と「スマホ」の違い

インターネット」は、世界中コンピュータネットワーク相互接続された広範なネットワークシステムを指すのに対して、「スマホ」は、インターネット接続できる機能持った携帯電話スマートフォン)を指す。インターネットインフラであり、スマホはそのインフラ利用する端末である。

「internet」の類語

「internet」の類語には、「World Wide Web」(ワールドワイドウェブ)、または単に「Web」(ウェブ)がある。ただし、「Web」はインターネット上情報ブラウザ閲覧するシステムを指すため、インターネット全体を指すわけではない

「Internetエクスプローラー」とは

Internet Explorer」は、マイクロソフト開発したウェブブラウザであり、インターネット上情報閲覧するためのソフトウェアである。しかし、現在は後継の「Microsoft Edgeに取って代わられ、開発サポート終了している。

「Internet回線」とは

「Internet回線」は、インターネット接続するために使用される通信回線を指す。光ファイバーADSLケーブルインターネットなど、さまざまな種類インターネット回線存在する

「internet」を含むその他の用語の解説

「Internet速度」とは

「Internet速度」とは、インターネット回線通信速度を指す。通信速度は、データがどれだけ速く送受信できるかを示す指標であり、通常Mbps(メガビット・パー・セカンド)で表されるインターネット速度測定には、専用ウェブサイトアプリケーション利用される

「internet」の使い方・例文

1. I use the internet to search for information.(インターネット使って情報検索する) 2. The internet has revolutionized the way we communicate.(インターネット私たちコミュニケーション方法革命化した) 3. Internet access is essential for modern life.(インターネットアクセス現代生活に欠かせない) 4. Internet censorship is a controversial issue.(インターネット検閲議論の的となっている問題だ) 5. Internet shopping has become increasingly popular.(インターネットショッピングがますます人気になっている) 6. The internet has made it easier to stay in touch with friends and family.(インターネットおかげで友人家族連絡取りやすくなった) 7. Internet security is a major concern for businesses.(インターネットセキュリティ企業にとって大きな懸念事項である) 8. The internet has changed the way we consume news and entertainment.(インターネットニュースエンターテイメント消費方法変えた) 9. Internet service providers offer various plans to meet customer needs.(インターネットサービスプロバイダは、顧客ニーズ応じたさまざまなプラン提供している) 10. The internet has made it possible to work remotely.(インターネットによって遠隔での仕事可能になった)

インターネット


インターネット

【英】Internet

インターネットとは、TCP/IP通信プロトコルとして世界中コンピュータあるいはコンピュータネットワーク相互に接続している通信網のことである。

インターネットでは、各コンピュータ割り当てられIPアドレス呼ばれる識別番号元にネットワーク接続されコンピュータ一意識別しアクセスすることを可能としている。ただし、IPアドレス単なる数字羅列であって人間識別することは容易でないため、IPアドレスドメイン名へと変換して英数字などの文字情報可能にするドメインネームシステムDNS)が併用されている。

インターネットそのものについて特定の統括者運営母体はないが、IPアドレスドメイン名などの管理ICANNなどの管理団体が、技術仕様の標準化IETF指揮とっている。

インターネットには自由に参加できるが、利用するためにはインターネットの通信網接続する必要があるデータセンターインターネットサービスプロバイダISP各社は、主にインターネットエクスチェンジIX)を通じて相互接続している。一般ユーザーISP契約して電話回線ADSL回線などを用いた通信をインターネットに接続させることにより、各家庭からのインターネット接続実現している。

インターネットは通信プロトコルTCP/IP用いているが、ネットワーク構造のより上位に他の通信プロトコル組み合わせることで、電子メールファイル転送などのようなさまざまな通信サービス提供されている。例えWWWには主にHTTP用いられており、電子メールにはSMTPPOPIMAPなどが、ネットニュースにはNNTPインスタントメッセージングにはXMPPなどのプロトコル用いられている。

ちなみにWWWとインターネットの違い挙げるとすれば、以下のように言うことができる。すなわち、WWWは、HTMLなどの文書フォーマット用いてWebページ表現Webページ同士ハイパーリンク実現するシステムであり、電子メールと同様、インターネット上で実現されている仕組み一種である。これに対して、インターネットは、WWWシステム土台となっているネットワークそのもののことである。

インターネットは誰に対して開かれたネットワークである。インターネットの技術応用してLANなどの閉じたネットワーク環境として構築されネットワークは、イントラネット呼ばれる。インターネットとイントラネット接続点には、外部からの悪意あるアクセス防止する目的で、ファイヤーウォールなどが設置されることが多い。

インターネットの技術発端は、1960年代終わり米国国防総省によって構築されコンピュータネットワークである「ARPAnet」が原型とされている。その後学術研究目的とするコンピュータネットワークNSFNet」が登場し学術機関中心としてネットワーク広がっていった。当初電子メール電子掲示板BBSが行われていたが、1991年CERNからWWW仕組み発表され90年代通じて爆発的に普及していった。

日本では1984年村井純中心とした学術機関ネットワークJUNET」が構築され1988年にはWIDEプロジェクト発足1990年代中盤に至ると商用ISP多数登場して一般家庭への普及急速に進んだ

今日、インターネットはPCだけでなく携帯電話生活家電家庭用ゲーム機などからも接続可能となっており、日常生活への浸透がますます進んでいる。

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インターネット:  AMP  アイドルタイム  インターネット  インターネットアドレス  宇宙インターネット  ブラウザベース  ネット

インターネット

(internet から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 06:08 UTC 版)

インターネット: the Internet)は Internet Protocol を用いて接続されたコンピュータからなる、世界規模の情報通信網である[1]


注釈

  1. ^ そのため別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.93.には、1980年代サブカル・流行一覧にインターネットの誕生が紹介されている。
  2. ^ 同時期の日本では、1999年2月に、NTTドコモがi-modeサービスを提供しはじめ、携帯電話でもインターネットへの接続サービスが提供されるようになり、携帯電話でのインターネット接続も一般化した。
  3. ^ YouTubeニコニコ動画など。

出典

  1. ^ a b "日本でインターネット、 英語では大文字で始まるThe Internetのほうは、 もっと限定的です。 これはIPという約束に従って接続された、 世界規模のコンピュータネットワークを意味します。" JPNIC. インターネットとは. JPNIC公式HP. 2023-01-03閲覧.
  2. ^ 精選版 日本国語大辞典 「ネット」
  3. ^ a b ウェブ. コトバンクより2021年10月7日閲覧[要文献特定詳細情報]
  4. ^ WordReference, Internet / the Internet - definite article
  5. ^ a b c Jakub Marian's, Language learning, science and art.
  6. ^ 「メディアリテラシ」(Computer Science Library 15)p68 植田祐子・増永良文著 サイエンス社 2013年8月10日初版発行
  7. ^ 多くの英字メディアが採用するAPスタイルガイド、固有名詞扱いだった「Internet」を一般名詞扱いの「internet」へ” (2016年4月7日). 2017年1月15日閲覧。
  8. ^ 岩崎宰守 (2016年10月3日). “米国政府がルートDNSや、IPアドレス管理などの“IANA機能”監督権限を手放す -INTERNET Watch”. インプレス. 2016年10月18日閲覧。
  9. ^ 「インターネット」p59-60 村井純 岩波書店 1995年11月30日第1刷発行
  10. ^ 「メディアリテラシ」(Computer Science Library 15)p80 植田祐子・増永良文著 サイエンス社 2013年8月10日初版発行
  11. ^ World IPv6 Launch
  12. ^ State of the Internet IPv6 Adoption Visualization - Akamai
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  14. ^ "Percentage of Individuals using the Internet 2000-2012", International Telecommunications Union (Geneva), June 2013, retrieved 22 June 2013
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  18. ^ Internet Enemies, Reporters Without Borders (Paris), 12 March 2012
  19. ^ Man-Computer Symbiosis 「人間とコンピュータの共生」 1960年3月
  20. ^ インターネットが40周年 最初に送られたメッセージは「LO」 - ITmedia News
  21. ^ 40th Anniversary of the Internet / UCLA Spotlight
  22. ^ インターネット 歴史の一幕:JUNETの誕生 - JPNIC ニュースレターNo.29
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  24. ^ 「図説 日本のマスメディア 第二版」p257 藤竹暁編著 NHKブックス 2005年9月30日第1刷発行
  25. ^ 「インターネット」p155-156 村井純 岩波書店 1995年11月30日第1刷発行
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  27. ^ 低年齢層の子供のインターネット利用環境実態調査 - 内閣府
  28. ^ 0~9歳児の約40%がネット利用 内閣府調査 | NHKニュース[リンク切れ]
  29. ^ ネット利用、スマホがPCを逆転 総務省調査
  30. ^ 「グローバリゼーションと開発の主要課題」p34 大坪滋(「グローバリゼーションと開発」所収)大坪滋編 勁草書房 2009年2月25日第1刷第1版発行
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  32. ^ 「中東・北アフリカの体制崩壊と民主化 MENA市民革命のゆくえ」p242-243 福富満久 岩波書店 2011年10月18日第1刷発行
  33. ^ 「メディアと日本人」p70-71 橋元良明 岩波新書 2011年3月18日第1刷
  34. ^ 「メディアと日本人」p54 橋元良明 岩波新書 2011年3月18日第1刷
  35. ^ 「メディアと日本人」p64 橋元良明 岩波新書 2011年3月18日第1刷
  36. ^ 「メディアと日本人」p79 橋元良明 岩波新書 2011年3月18日第1刷
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  38. ^ 「メディアとジャーナリズムの理論 基礎理論から実践的なジャーナリズム論へ」p210 仲川秀樹・塚越孝著 同友館 2011年8月22日
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  41. ^ 「メディア学の現在 新版」p128 山口功二・渡辺武達・岡満男編 世界思想社 2001年4月20日第1刷
  42. ^ Announcing the Coursera 2020 Global Skills Index” (英語). Coursera Blog (2020年7月16日). 2020年11月11日閲覧。


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