いたちごっこ

実用日本語表現辞典

いたちごっこ

「いたちごっこ」とは、終わりの見えない状況や、解決が難しい問題を指す言葉である。この表現は、江戸時代に流行った子供の遊びに由来しており、これは同じことを延々と繰り返して終わりのない遊であった。現代では、問題解決の過程で新たな問題が生じ、その解決のためにまた新たな問題が生じるという無限ループ状態を指す表現としても使われる。また、ネットスラングとしては、互いに同じ行動を繰り返し、結果が出ない状況を指すこともある。

（2023年9月21日更新）

デジタル大辞泉

いたち‐ごっこ【^×鼬ごっこ】

読み方：いたちごっこ

１ 子供の遊戯の一。二人が「いたちごっこ、ねずみごっこ」と唱えながら、互いに相手の手の甲をつねって自分の手をその上にのせ、それを交互に繰り返す遊び。

２ 《1の遊びはきりがないところから》互いに同じようなことをいつまでも繰り返すだけで、決着がつかないこと。「—の愚かしい議論」

短編小説作品名辞典

いたちごっこ

作者アントニー・ギルバート

収載図書世界ベスト・ミステリー50選―名作短編で編む推理小説50年史 下
出版社光文社
刊行年月1994.3
シリーズ名光文社文庫

隠語大辞典

鼬競

読み方：いたちごっこ

1. ⑴二人が互に手の甲をつねり合う遊び。⑵同じことをくりかえすこと。

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いたちごっこ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2017/08/30 15:43 UTC 版)

いたちごっこは、江戸時代後期に流行った子供の遊び。