ビッグ‐データ【big data】
ビッグデータ
ビッグデータ
ビッグデータとは、一般的に、既存の通常の技術では処理や管理が困難であるほど、巨大で複雑なデータの集合を指す語である。
ビッグデータは文字通り「巨大なデータ」を意味する。2012年1月現在、ペタバイト(PB)、あるいはエクサバイト(EB)級のデータをビッグデータと呼ぶことが多い。近年、ビッグデータは、データマイニングなどによってこれまでにない知見が得られる情報源として注目されている。
ビッグデータは、巨大であるだけでなく、テキスト形式、画像、音声などさまざまな形式のデータが含まれる。そのため、どのように扱い、分類・分析を行っていくかも問題となる。そのため、ビッグデータを分析するには、大規模な分散処理システムなど、大掛かりな環境を用意する必要があるとされる。
参照リンク
ビッグデータとは - (IBM)
2016年度までのITロードマップ(ビッグデータ編)を発表 - (野村総合研究所 2011年5月24日)
「ビッグデータ」がもたらす機会と課題--特集「ビッグデータとは何か」 - (ZDNet Japan)
ビッグデータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/20 07:22 UTC 版)
ビッグデータ [1][2](英: big data)とは、組織が非常に大きなデータセットとそれらが保存されている施設を作成、操作、および管理できるようにするすべての技術を指す[3]。一般的なデータ管理・処理ソフトウェアで扱うことが困難なほど巨大で複雑なデータの集合を表す用語である。組織が非常に大きなデータセット[注釈 1]を作成、操作、および管理できるようにするすべてのものと、これらが格納されている機能を指す[4]。
- 1 ビッグデータとは
- 2 ビッグデータの概要
ビッグデータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/29 09:40 UTC 版)
こうした課題を改善すべく、近年は高機能カーナビやETC2.0などから収集されたビッグデータを利用し、問題化する前に対策を図るという手法もとられるようになってきた。これにより、危険箇所の発見が容易となるだけでなく、問題が顕在化する前に対策を行えるようになり、これまでの対症療法的な手法から科学的防止への転換が見込める。 カーナビやETC2.0は車両速度や位置情報の他、運転機器の操作も記録している。そのため、急ハンドルや急ブレーキなどが多発している地点を、個人情報を含まないデータとして記録することができる。カーナビの情報は自動車メーカーに送信され、ETC2.0の情報はITS装置を経由し、最終的に国交省に蓄積される。こうした情報は各自治体へ提供され、自治体はこれを元に効率的に対策を行うことができるようになる。
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