ペタとは? わかりやすく解説

ペタ【peta】

読み方:ぺた

《(ギリシャ)pente(5の意)から》国際単位系SI)で、単位の上に付けて1兆1000倍(100051015)を表す語。記号P


ペタ【PETA】


ペタ

【英】peta

ペタとは、単位の接頭辞のうち、1000兆(1015乗)倍を表す接頭辞のことである。国際単位系SI)の接頭辞一つとなっている。

ペタはテラ1000倍、エクサ1000分の一である。スーパーコンピュータ処理速度を示す単位として、1秒間行え浮動小数点演算回数を示す「FLOPS」(FLoating point Operations Per Second)があるが、2008年登場したIBMの「Roadrunner」が、史上初めて1ペタフロップスPFLOPS)を超えたことで話題になった。これは、Roadrunnerが1秒間1000兆回の浮動小数点演算行えるだけの処理性能を持つことを意味している。同じくCray開発したスーパーコンピュータJaguar」も、2008年内に1ペタフロップス超えている。

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ペタ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 06:35 UTC 版)

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ペタ(peta, 記号: P)は国際単位系 (SI) におけるSI接頭語の1つで、以下のように基礎となる単位の 1015(=千兆)倍の量であることを示す。

1975年に定められたもので、ギリシャ語で「5」を意味する πέντε (pente) に由来する。これは 1015 = 10005 だからである。peta は 5 を意味する接頭語 πεντα- (penta-) と似ているが、3文字目が抜けている。これはテラに倣ってつけられたもので、テラはギリシャ語で怪物を意味する teras に因むものだが、ギリシャ語で 4 を意味する接頭語 tetra- に似ており、3文字目を抜くと一致するためである。

コンピュータの分野においては、ペタは 1,125,899,906,842,624 (= 250 = 10245) を表す場合もある(ペタバイトなど)。しかし、1015 を表す場合もある(例:1ペタビット/秒 (Pbps) = 1015 ビット/秒)。曖昧さを回避するために 250 については2進接頭辞ペビ」(pebi, 記号: Pi)が導入されたが、あまり用いられていない。

SI接頭語
接頭語 記号 10n 十進数表記 漢数字表記 short scale 制定年
ヨタ (yotta) Y 1024 1000000000000000000000000 𥝱 septillion 1991年
ゼタ (zetta) Z 1021 1000000000000000000000 sextillion 1991年
エクサ (exa) E 1018 1000000000000000000 quintillion 1975年
ペタ (peta) P 1015 1000000000000000 quadrillion 1975年
テラ (tera) T 1012 1000000000000 trillion 1960年
ギガ (giga) G 109 1000000000 billion 1960年
メガ (mega) M 106 1000000 million 1960年
キロ (kilo) k 103 1000 thousand 1960年
ヘクト (hecto) h 102 100 hundred 1960年
デカ (deca) da 101 10 ten 1960年
    100 1 one  
デシ (deci) d 10−1 0.1 tenth 1960年
センチ (centi) c 10−2 0.01 hundredth 1960年
ミリ (milli) m 10−3 0.001 thousandth 1960年
マイクロ (micro) μ 10−6 0.000001 millionth 1960年
ナノ (nano) n 10−9 0.000000001 billionth 1960年
ピコ (pico) p 10−12 0.000000000001 trillionth 1960年
フェムト (femto) f 10−15 0.000000000000001 須臾 quadrillionth 1964年
アト (atto) a 10−18 0.000000000000000001 刹那 quintillionth 1964年
ゼプト (zepto) z 10−21 0.000000000000000000001 清浄 sextillionth 1991年
ヨクト (yocto) y 10−24 0.000000000000000000000001 septillionth 1991年

ペタ(足跡機能)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 05:08 UTC 版)

アメーバブログ」の記事における「ペタ(足跡機能)」の解説

2006年11月サービス開始いわゆる足跡機能一種で、自分記事読んだことをブロガーに対して伝え方法である。「ペタ」ボタン一度クリックすると「ペタ帳」と呼ばれるリスト足跡マーク自分ID表示される。また「ペタ」は自分自身ブログにも付けることができる。 mixiの「足あと機能類比されるが、mixiの「足あと機能自動記録されるのに対し、「ペタ」は読者能動的に記録するという点が異なる。 「ペタ」を付けてくれたお礼として、自分相手ブログ記事読み「ペタ」を返す「ペタ返し」というコミュニケーションもあるが、あくまで自主的なものでありマナーとされているわけではないサービス開始当初は全ユーザーブログに「ペタ帳」が表示される仕様となっていたが、宣伝業者などによるスパム的な「ペタ」が多かったことから、のちに「ペタを受け付けない設定追加された。 得た「ペタ」の数によってランクアップし、「ペタ帳」に表示されるキャラクター変化するキャラクター次のとおり。 1級フェニックス - 最高ランク 2級:龍 3級ペガサス 4級恐竜 5級マンモス 6級イエティ 7級:羊 8級ポニー 9級ブタ 10級:ペンギン 11級:パグ 12級:ひよこ 13級:すんも(赤ちゃん)- 初期ランク 2015年8月19日アメーバブログ公式スタッフブログで「ペタ」機能廃止発表され同年11月18日をもって機能終了するとされた。一部ユーザーからは存続求める声もあったが「新たな対応は考えていない」としていた。しかし同年11月9日には、方針一転し同スタッフブログで「ペタ」廃止撤回発表されサービス継続されることとなったその後2020年8月28日に再びスタッフブログで「ペタ」機能廃止発表された。同年10月28日14時をもって相手にペタをつけることが出来なくなり11月16日14時をもって自分のペタ帳を閲覧することも出来なくなった再度廃止至った理由として、システム老朽化と「いいね」機能との重複などを挙げている。

※この「ペタ(足跡機能)」の解説は、「アメーバブログ」の解説の一部です。
「ペタ(足跡機能)」を含む「アメーバブログ」の記事については、「アメーバブログ」の概要を参照ください。

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ペタ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 10:50 UTC 版)

接頭辞

ペタ

  1. 国際単位系で、基本単位(1015)倍を示す接頭辞記号P
  2. 転じて基本単位の1,125,899,906,842,624(250)倍を示す接頭辞

翻訳

関連語


名詞

  1. ペタバイトの略。

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