TCPとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > コンピュータ > IT用語辞典 > TCPの意味・解説 

TCP

TCPとは、(1)Transmission Control Protocol、あるいは(2)Tape Carrier Packageの略である。

(1)
フルスペル:Transmission Control Protocol
読み方ティーシーピー

TCPとは、インターネット標準的利用されるIPの上プロトコルのことである。TCPは、RFC 793で定義されており、OSI参照モデルにおける第4層トランスポート層)に属し第3層ネットワーク層)のIPと、第5層セッション層)以上のプロトコルHTTPFTPSMTPPOPなど)の橋渡しをする役目担っている

TCPは、接続相手データ到着確認フロー制御データ重複抜け検出などを行うことでIP補完役割果たしTCP/IPとして、信頼性の高い通信実現する

なお、IPの上プロトコルとしては、TCPに並んでUDPUser Datagram Protocol)も用いられるUDPはTCPの備えるような信頼性確保する機能をまるで持たないが、そのぶんだけ処理・転送を高速に行うことができる。そのためUDPストリーミングなどの際に用いられる

(2)
フルスペル:Tape Carrier Package
読み方ティーシーピー

TCPとは、ICチップパッケージ技法のひとつで、テープ状の薄膜フィルムパッケージとしてシリコンチップ実装する技法のことである。ノートパソコン用のCPUMMX Pentiumなど)に用いられている。

同じくICチップパッケージ技法であるセラミックスパッケージやプラスチックパッケージに比べても、より小さな面積設置できるという利点がある。

通信方式のほかの用語一覧
TCP/IP:  SNTP  SSL  スーパーネッティング  TCP  TCP/IP  TFTP  HTTPR

TCP

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/27 04:07 UTC 版)

TCP

科学・技術

組織

その他



TCP (Tape carrier package)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:22 UTC 版)

パッケージ (電子部品)」の記事における「TCP (Tape carrier package)」の解説

テープ・キャリア・パッケージは、ダイキャリアテープ呼ばれるテープ状の樹脂フィルム取り付けたのであるチップキャリアテープ中央のデバイス・ホールに位置して周囲からは接続線である細いインナーリードによって保持される。インナーリードは周囲広がるに従って太くなり接続性良い太いアウトリードとなってキャリアテープ張り付き固定されている。インナーリードとアウトリードはQFP同様に四方に出るのが一般的である。キャリアテープ写真フィルムのようにスプロケット・ホールが開いていて扱い易くなっている。この実装方法TABTape Automated Bonding)と呼ぶ。

※この「TCP (Tape carrier package)」の解説は、「パッケージ (電子部品)」の解説の一部です。
「TCP (Tape carrier package)」を含む「パッケージ (電子部品)」の記事については、「パッケージ (電子部品)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「TCP」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「TCP」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「TCP」の関連用語

TCPのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



TCPのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2024 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリの【TCP】の記事を利用しております。
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのTCP (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのパッケージ (電子部品) (改訂履歴)、ソケット (BSD) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS