TC-OS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 17:34 UTC 版)
「パーソナルトルーパー」の記事における「TC-OS」の解説
PTの標準装備であるOSの略称。正式名称は「戦術的動作思考型OS」、タクティカル・サイバネティクス・オペレーティング・システム(Tactical Cybernetics Operating System)。自機の状況をスタート地点とし、入力されたコマンド実行までの動作をOSがあらかじめ登録されているモーションから適切なものを選択し動作に移すようになっており、操作の簡易性が増しパイロットの負担が大きく軽減された。カーク・ハミルの発案により開発され、基本的なモーションをマオ社スタッフが、より多種多様な実戦的モーションが特殊戦技教導隊でそれぞれ作成された。 当初、教導隊メンバーはほぼ全ての操作をマニュアル操縦で行い、その動作をトレースシステムに記憶させることでモーションパターンデータを構築した。ある程度データが蓄積された時点で、TC-OSに記憶されたデータがフィードバックされ、それらを使いゲシュペンスト同士の模擬戦を行なうことで、さらなる高度なモーションパターンデータを構築するといった気の遠くなる様な作業が延々と繰り返され、ようやくの完成をみた。その後、L5戦役以降も新生教導隊によってモーションパターンのブラッシュアップが引き続き行われている。 非常に汎用性が高く、モーションパターンデータの種類・実行の優先順序などはパイロットの任意で選択でき自身の好みや操縦の癖に応じて各々がカスタマイズして使用する。 この使い勝手の良さから後続の人型機動兵器のほぼ全て(グルンガスト等の特機にも)に搭載され人型機動兵器用OSのスタンダードの地位を確立する。(リオンなどの人型から離れすぎた機体はTC-OSとの互換性が無いバージョンのLIONシステムが採用されている)
※この「TC-OS」の解説は、「パーソナルトルーパー」の解説の一部です。
「TC-OS」を含む「パーソナルトルーパー」の記事については、「パーソナルトルーパー」の概要を参照ください。
- TC-OSのページへのリンク