アイ‐イーとは? わかりやすく解説

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アイイー!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 13:50 UTC 版)

ワカコ・ヤマウチ」の記事における「アイイー!」の解説

1974年大きな転機訪れた。すでに1940年代後半執筆した代表作「そして心は踊る」所収の『アイイー! ― アジア系アメリカ作家作品選集英語版)』が発表されのである。『アイイー!』はアジア系アメリカ人運動から生まれたアジア系アメリカ文学英語版)の記念碑的アンソロジーであり、日系ではヤマウチ作品のほか、ヒサエ・ヤマモト短編ヨネコの地震」、ジョン・オカダの『ノー・ノー・ボーイ』の抜粋トシオ・モリの「すばらしドーナツ作る女」、モトコ・イコの「金時計」が収められ編纂したのは劇作家のフランク・チン(英語版)、詩人のローソン・フサオ・イナダ(英語版)、作家大学教員のショーン・ウォン(英語版)、アジア系アメリカ文学研究者ジェフリー・ポール・チャン(英語版)である。「アイイー」は、「それまで長く無視されてきたアジア系作家怒りの声」であり、アジア系アメリカ文学マニフェストでもあった。しかも、本書全米屈指の名門黒人大学であるハワード大学出版局から刊行されたことも画期的なことであった。 なお、1991年には同じ編纂者による続編『ビッグ・アイイー! ― 中国系・日系アメリカ文学アンソロジー』が刊行された。本書にはヤマウチ戯曲『そして心は踊る』の第1幕のほか、ヒサエ・ヤマモトの「ミス・ササガワラ伝説」、トシオ・モリの「七丁目哲学者」、ヒロシ・カシワギ(英語版)の戯曲笑い入れ歯」、モニカ・ソネ(英語版)の『二世娘』の抜粋日系カナダ人作家ジョイ・コガワの『おばさん』(邦題失われた祖国』)の抜粋、ヒロシ・カシワギ(英語版)の戯曲笑い入れ歯」ミルトン・ムラヤマ(英語版)、八島太郎ミノル・ヤスイ、カズオ・ミヤモト、ロニー・カネコなど多く日系作家作品随筆、詩、俳句などを含む)が収められている。

※この「アイイー!」の解説は、「ワカコ・ヤマウチ」の解説の一部です。
「アイイー!」を含む「ワカコ・ヤマウチ」の記事については、「ワカコ・ヤマウチ」の概要を参照ください。

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