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FXやCFDの平均足の差とは

 

FXやCFDの「平均足の差」とは、前日の平均足の価格と当日の価格との差のことです。

平均足の差は、Information Internet Ltdが開発したソフトウェア「Market Maker」のテクニカル指標に登録されています。

平均足の差のグラフでは、当日の価格が前日の平均足の価格より大きく変動した時に大きく上下にぶれます。


上の図は、金先物の平均足チャートに平均足の差を描画したものです。

平均足の差からわかることは、大きく上下にぶれた後は0に向かって収束することが多いことです。つまり、上の図の赤色の丸で囲んだ部分のように、大きくぶれた後はしばらくの間はその価格帯付近で推移します。

平均足は、ローソク足よりもトレンドの判別がしやすいという特徴があります。トレンドの転換点も比較的わかりやすいとされます。平均足の差を用いると、トレンドの転換点がよりわかりやすくなります。

下の図がその例です。


上の図は、GBP/JPYの平均足チャートに平均足の差を描画したものです。

赤色の四角で囲んだ部分は下降トレンドを表しています。下降トレンドの転換点は、赤色の丸で囲んだ部分のように平均足の差の値がマイナスからプラスへ転じた地点です。

青色の四角で囲んだ部分は上昇トレンドを表しています。上昇トレンドの転換点は、青色の丸で囲んだ部分のように平均足の差の値がプラスからマイナスへ転じた地点です。
(2012年08月16日更新)



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