インスタントメッセージング
【英】instant messaging
インスタントメッセージングとは、インターネットを利用して、利用者間で会話を交わすように、キー入力により短いメッセージを交互にやり取りすることである。
インスタントメッセージングを行うための専用のソフトウェアは、インスタントメッセンジャーと呼ばれる。相手がサービスにログインして応答可能な状態(オンライン)である場合に限るが、ほぼリアルタイムで短いメッセージのやり取り(チャット)を行うことができる。一旦離席しても着席後すぐやりとりが再開できるように、再度オンラインになった時に自動的に通知するよう設定できる機能がついているサービスも多い。
インスタントメッセージングは、インターネットへの常時接続が一般化したことで普及した。キー入力に慣れている利用者なら、タイムラグもほとんどなく電話に近い感覚で会話ができ、電話のように相手の時間を占有することもないという利点があり、企業内で利用されるケースも増えている。
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インスタントメッセージ
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2021年2月) |
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インスタントメッセージ(略してIMとも呼ばれる)とは、コンピュータネットワーク(主にインターネット)を通じて利用される、コミュニケーション用アプリケーションであるインスタントメッセンジャーが提供する機能の一つ。もしくは、そのソフトウェア自体を指す場合もある。
概要
名前の通り、「相手へ即座に届くメッセージ」の事を指すが、基本的に「専用ソフトウェアを必要とするチャット」だと考えれば、大筋で間違いではない。その為、チャットと同一視される事もあり、同機能として扱われているソフトウェアも多い。近年のクラウドサービスの普及によってWeb上だけで行えるサービスもあり、チャットとの境界はより曖昧になっている。
チャットと違う点は、基本的に第三者が入って来ることができず、余所には覗き見られないという点である。しかし、暗号化などの対策がされていない場合は盗聴・解析などによって他者に盗み見られる可能性も存在している[1]。
DOSコマンドでは「NET SEND」、主にユーザー間で携帯電話メールでやり取りするような短いメッセージを送受信したり、ユーザー向けに一斉にメッセージを送るために使用する。
歴史
ユーザへのメッセージの通信という意味では、1960年代半ばのMulticsやタイムシェアリングシステムにおけるメッセージ通知まで遡り、1970年代のPLATOのTalkomaticやTerm-Talk、UNIXコマンドのtalk等を経て、幾多のチャットシステム等と共に進化を歩んできた。
1985年に開発されたBITNETのInterchat Relay Network(en:BITNET Relay)が世界最初のインスタントメッセージングシステムと言われている(このBITNET Relayから着想を得てIRCが生まれた)。
商用サービスとしては、1989年に米国のオンラインサービスであるQ-Link(en:Quantum_Link)にてオンラインメッセージとしてIM機能が提供されている[2]。
インターネット接続が普及し始めた1990年代中頃、ICQなどのインスタントメッセンジャーにより普及・サービスの競争激化を引き起こした。 2002年にはAOLが技術特許を取得している[3]。
2000年代後半からのスマートフォンなどのスマートデバイスの普及、ソーシャル・ネットワーキング・サービスにおけるIM機能(及び類似機能)、クラウドサービスの普及からのIM機能をも内包した(もしくは類似した)チャットサービスの増加などにより、新たに競争が激しく行われている。
関連項目
脚注
- ^ 注意したい,インスタント・メッセンジャのセキュリティ(2002/10/07)
- ^ You've Got... 25 Years! AOL Celebrates 25th Anniversary with Big Birthday Bash at the Wayback Machine (archived 2010-06-12)
- ^ ZDNN:AOL、IMの特許取得 at the Wayback Machine (archived 2002-12-28)
外部リンク
- インスタントメッセージングのページへのリンク