レパートリー

実用日本語表現辞典

repertory

別表記：レパートリー

「repertory」の意味・「repertory」とは

「repertory」は英語の単語で、劇団やオーケストラなどが定期的に上演・演奏する一連の作品群を指す。また、一般的には、ある分野や領域における全ての要素や項目を総称する言葉としても使われる。例えば、ある劇団が年間を通じて上演する様々な作品のリストや、ある研究者が扱う研究テーマの全体を「repertory」と呼ぶ。

「repertory」の発音・読み方

「repertory」の発音は、IPA表記では /ˈrɛpəˌtɔri/ となる。カタカナ表記では「レパトリ」と読む。日本人が発音する際のカタカナ英語では「レパトリー」となる。この単語は発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「repertory」の定義を英語で解説

「repertory」は、"a store or stock of things available" または "the performance of various plays, operas, or ballets by a company at regular short intervals"と定義される。つまり、利用可能なもののストックや、定期的に短い間隔で様々な演劇、オペラ、バレエを上演する会社のことを指す。

「repertory」の類語

「repertory」の類語としては、「inventory」、「stock」、「collection」、「reserve」などがある。これらの単語も「repertory」同様、ある領域や分野における全ての要素や項目を総称する言葉として使われる。

「repertory」に関連する用語・表現

「repertory」に関連する用語や表現としては、「repertory theatre」、「repertory company」、「repertory system」などがある。「repertory theatre」は定期的に様々な作品を上演する劇場を、「repertory company」はそのような劇場で活動する劇団を、「repertory system」はそのようなシステムを指す。

「repertory」の例文

1. The repertory of the theater company is diverse and extensive.（その劇団のレパートリーは多様で広範囲に及んでいる。）
2. The orchestra has a wide repertory, ranging from classical to contemporary music.（そのオーケストラはクラシックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持っている。）
3. The museum has a vast repertory of artifacts from different periods.（その博物館は様々な時代の遺物の広範なレパートリーを持っている。）
4. The repertory system allows for a variety of plays to be performed in rotation.（レパートリーシステムにより、さまざまな演劇がローテーションで上演される。）
5. The repertory company is known for its innovative performances.（そのレパートリー劇団は革新的なパフォーマンスで知られている。）
6. The library has a comprehensive repertory of books on history.（その図書館は歴史に関する包括的なレパートリーの書籍を持っている。）
7. The repertory theatre is a hub for aspiring actors.（レパートリー劇場は、志を持つ俳優たちのための中心地である。）
8. The scientist has a wide repertory of research topics.（その科学者は幅広いレパートリーの研究トピックを持っている。）
9. The repertory of the dance troupe includes both traditional and modern dances.（そのダンストループのレパートリーには、伝統的なダンスと現代ダンスの両方が含まれている。）
10. The repertory of the film festival included films from around the world.（その映画祭のレパートリーには、世界中の映画が含まれていた。）

（2023年9月12日更新）

デジタル大辞泉

レパートリー【repertory】

読み方：れぱーとりー

１ 劇団・演奏家などが、いつでも上演・演奏できるように準備してある演目や曲目。上演目録。レペルトワール。「バッハを主な—とする」

２ 技量を発揮できる領域や種目。「料理の—が広い」

ウィキペディア

レパートリー

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関連項目

• 得意

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

レパートリー

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 13:01 UTC 版)

名詞

レパートリー

1. 劇団や演奏家たちが、任意の時間・場所で上演したり演奏したりするために、あらかじめ準備してある演目や曲目を指す。
2. 才能を発揮できる領域やある人物が特定の分野において才能を発揮できる得意な範囲。少し変えただけで特定の分野の得意な種類や視野が広まるという意味。
   • 料理のレパートリーを広げたい。

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「レパートリー」の例文・使い方・用例・文例

• その歌手はレパートリーは広い
• 私はもっと料理のレパートリーを増やしたい。
• 料理のレパートリーは限られてるの。
• いくつかの種は基本の歌に対する何十、いや何百もの変化形をもつ洗練されたレパートリーを次第に発展させていく。
• 豊富な歌のレパートリー.
• その曲はレパートリーに入っていません.
• 彼は料理にかけては幅広いレパートリーの持ち主だ.
• そのピアニストの広範囲のレパートリー
• 声のレパートリー
• 標準的なレパートリーの一部だが、数多く繰り返すことで陳腐になってしまった芸術作品（音楽や演劇）
• レコード会社のアーティストとレパートリー部は新しい才能の発掘に関与している
• レパートリーの中から戯曲を上演する劇団
• 催眠術に期待される技術のレパートリー
• 方言とキャラクターに対してたくさんのレパートリーを持っている
• レパートリーシステムという,演劇の上演方法