topic
「topic」とは、話題・テーマのことを意味する表現。
「topic」とは・「topic」の意味
「topic」とは、「話全般に共通するもの」というコアイメージを持つ英単語で、会話などにおける「話題」「話の種」、講演や論文などにおける「題目」「テーマ」などの意味を持つ言葉である。また、言語学的には談話の「主題」を示すもので、「論じようとする話題の核となるテーマ」のことを示しており、たとえば「topicとは」のように「~とは」で提示されるものがそれにあたる。文法的には名詞としての用法に限られ、複数形は「topics」となる。形容詞として用いる場合は「topical」となり「時事問題の」などと訳されるほか、医学用語としての「局所の」という語義にも適用される。「topic」の発音・読み方
「topic」の発音記号は「tɑ'pik」となり、日本語読み風にカタカナ表記すると「トピック」である。発音の目安としては「tɑ'」で舌先を上前歯の付け根につけて「トゥ」と息を破裂させて短く「ア」に続け、「pi」で唇を閉じて止めた息を「プッ」と破裂させて「イ」と発音、「k」で舌の後ろを上あごにつけて「クッ」と息を破裂させる。これらを続けて「タァピィク」と発音するイメージとなる。「topic」の語源・由来
「topic」の語源は、ラテン語で「主題」を意味する「topica」である。「topica」はさらに、古代ギリシャ語で「場所」を示す「topos」と「~の」という意味の「-ikos」が組み合わさった言葉に由来している。「topic」と「topics」の違い
「topic」と「topics」の違いは、文字通り単数と複数の違いで「一つの話題」か「数々の話題」かを示すものである。「Day's topic」といえば「一日の話題」という意味となり、「Day's topics」とあれば「一日の話題一覧」といった内容を示す。「topic」を含む英熟語・英語表現
「topic」を含む英熟語・英語表現としては、「topic sentence(トピックセンテンス)」「off-topic(オフトピック)」「taking topic(テイキングトピック)」などが挙げられる。「topic sentence」とは、論文やビジネス文書などに頻出するフレーズで、「段落の中で最も重要な情報や最も伝えたいこと」をさすものである。「off-topic」は会議の場やSNS上でのやり取りで頻繁に使われる表現で「(話題から)逸脱している」という意味になる。「taking topic」は「あちこちで引っ張りだこの人気のある話題」という意味で使われる。「taking」は「take」の現在分詞で、「魅力のある」「伝染性の」という意味の口語的な表現である。「topic」に関連する用語の解説
「TOPIX」とは
「TOPIX」とは、「東証株価指数」の英語表記「Tokyo Stock Price Index」の略語であり、読み方は「トピックス」となる。TOPIXとは日本の株式の動きを総合的に示す指標の一つで、「日経平均」とともに経済全体の移り変わりなどを知るうえで重要な目安となるものである。
「Today's topics」とは
「Today's topics」とは、「今日の話題一覧」という意味である。テレビや新聞などメディアの報道で、主要ニュースのまとめ一覧として取り上げられるケースが多い。
「tips」とは
「tips」とは、助言やヒント、秘訣といった意味の英単語である。裏技やちょっとしたテクニックといったニュアンスで用いられる。
「topic」の使い方・例文
「topic」の使い方・例文としては、「Let's switch to some other topic.(話題を変えよう)」、「I want to decide this year's topic.(私は今年の課題を決めたい)」、「This will make a good topic for conversation.(これはいい話題の種ができた)」、「This theory is the popular topic of conversation at the academic conference.(この仮説は学会の中で話題になっている)」、「You can have a good time with your children with the same topic.(君は子どもたちと同じ話題で楽しく過ごせる)」、「The movie became a topic of conversation for its switcheroo story.(その映画はどんでん返しのストーリーで話題になった)」、「I never imagined we'd be talking about this topic today.(私は今日この話題になるとは全く予期していなかった)」、「Is there anything else you'd like to add to this topic?(この件について、君は他に何か付け加えたいことがあるか)」、「Before getting down to the main topic, I would like to add a word.(本題に入る前に、私は一言いっておきたい)」、「Politics was the main topic of their conversation.(政治が彼らの会話の主要な話題だった)」などを挙げることができる。トピック【topic】
話題
![]() | この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。(2022年12月) |
言語学における話題(わだい:Topic)は、主題(しゅだい、ドイツ語: Thema、英語: theme)、題目(だいもく)などともいい、文によって陳述される中心的対象をいう。文中に明示された場合には話題語(主題語)ともいう。日本語では話題が前の文と同じである場合には省略することが多い(主題役割というときの「主題」とは直接関係はない)。
概要
話題は基本的には、談話の相手にとって何らかの情報がある「既知」のもの、つまり典型的には英語でいえば定冠詞つき名詞や代名詞で示されるもの、日本語でいえば助詞「は」で示されるものである(定性参照)。
それに対し、文の与える情報として一番重要な部分として強調したいものは焦点(Focus)と呼ばれ、言語によっては話題と区別しにくいこともあるが、焦点は一般に談話の相手にとって「未知」のものである。
多くの言語では、話題を示すのに以下のようないろいろの方法を用いる:
- 主語(英語などではこれが話題を兼ねることが多い)として明示する。
- 受動態を使って本来の目的語を主語に変換する。
- 文から切り離す。
- 話題マーカー(英語では"As for..."、"Speaking of..."など;日本語では「は」など)を付け足して強調する。
- 左方移動(left dislocation):話題語を文頭に移動する。
文のレベルでの話題と談話のレベル(文脈)における話題は区別しなければならない。例えば「太郎の家」の話をしている(談話レベルの話題は「太郎の家」)場合でも、個々の文の話題は「太郎」自身になったり、「太郎の隣人」、「太郎の家のデザイン」、「太郎の家のある町」などになったりする。
種々の言語における話題
英語など(主語優勢言語)では主語が文を構成する必須の単位であり、話題は明示しない限りは主語と一致する。受動態も話題を示す重要な方法である。
日本語などの主題優勢言語では、必ずしもそうでなく(言語によって程度が異なるが)むしろ話題の方が重要である。これらでは話題解説構文(topic-comment frame、あるいは主題題述構文theme-rheme frame)が基本的な構文となる。「象は鼻が長い」などは二重主語文と呼ばれることもあるが、実際には「象は」が文全体の話題語、「鼻が」は述語「長い」に対する主語であり、話題「象は」に対して題述部(あるいは述部)「鼻が長い」をつないだ構文である。また、「民主国家では表現の自由を重視する」のように、主語のない(話題語はある)文もごく一般的である。
日本語の話題マーカーとして代表的なのは助詞「は」である。そのほかに「・・・なら」、「・・・といえば」なども話題マーカーとして用いられる。また、口語では「これ、私が書いたものです」のように文から切り離す方法がよく用いられる。
朝鮮語にも日本語の「は」に対応する助詞「는」がある(用法はやや異なる)。これに似た話題マーカーはベトナム語やソマリ語などにもある。
中国語では話題語を文頭に移動する様式が中心となる("A有B"「AにはBがある」など)。
ハンガリー語(どちらかというと主語優勢であるが、語順はかなり自由)は、焦点を動詞直前に持ってきて動詞の形態の違いで明示する特徴があり、話題は(それほど明示的でないが)文頭に表示する傾向がある。
日本語の「は」
日本語の「は」は、純粋の話題マーカーとしての用法のほか、対比(「リンゴは好きだが、梨は嫌いだ」)や限定(「惜しくはない」)にもよく用いられる。
また、文中に複数の「は」が現れることも可能である。例えば「私はその話は詳しくは知らない」では「私」が文全体の話題であり、そのあとの「その話」と「詳しく」は対比・限定性が強い。「は」の用法はこのほかにもあり、特に述語では「…ではない」のように特別な機能なしに慣用的に用いられることもある。
「は」で示される話題は、特に断らない限り、その節だけでなく、文全体にかかる("「は」の句読点越え")。
例(料理を食べ終わって、感想を言っている文脈で):
- 「肉は固かったけど、おいしかった」:肉(話題)もおいしかった意味にとれる。
- 「肉が固かったけど、おいしかった」:肉はおいしくなかったが、料理全体(明示されない話題)としてはおいしかった意味にとれる。
- 「肉は固かったけど、魚はおいしかった」:肉料理はおいしくなかったが、魚料理はおいしかった(対比)意味にとれる。
関連項目
トピック(2代目)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 14:38 UTC 版)
「スバル・レガシィ」の記事における「トピック(2代目)」の解説
1996年に行われたマイナーチェンジでは大林眞悟らが中心となってシャシー、エンジン他全域にわたって大幅に手が入れられた。スバルはこれをビッグ・マイナーチェンジと呼称。エクステリアデザインの小変更とは裏腹の「フルモデルチェンジに相当する大改良」により高評価を獲得。2.0 L量産車初の280 ps到達、ビルシュタイン社製ダンパーや215/45R17タイヤの採用のツーリングワゴンGT-Bが牽引役となり、バブル崩壊後の不景気が続く中、スバルの販売記録を全て塗り替えるほどの大ヒットとなった。 マイナーチェンジ後のワゴン・GT-B、セダン・RSの前後サスペンションには、量産乗用車としては乗用車としては初のビルシュタイン社製倒立式ダンパーが採用された(GT-Bの「B」は、Bilsteinの頭文字からきている)。ビルシュタイン社製ダンパーがリプレイスメント・パーツとしてブランド・ステータスを保有していたことと、MT車が2.0 Lで初めて280 psに到達したエンジンを搭載していたことも相まって人気を博した。社の当初の予想を上回る大ヒットとなったことで倒立式ダンパーが品薄となり、通常の船便に加えて急遽航空便を使用してのダンパーの調達が行なわれた。以来、ビルシュタイン社製ダンパーはレガシィのハイパフォーマンス・グレードに標準装備となり、GT-Bというグレード名も3代に渡って受け継がれることとなった。後に、自然吸気モデルの派生グレードとして250T-B(特別仕様車・後にカタログモデル化)、TS typeR B limited(特別仕様車)が追加設定された。 ワゴン 前期型 GT ワゴン 前期型 GT セダン 後期型 ワゴン 後期型 フロント ワゴン 後期型 リア
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トピック
「トピック」の例文・使い方・用例・文例
- 6巡目のドラフトピック
- 彼女の新しい論文は検閲にひっかかりそうなトピックを含んでいる。
- トピックス コア 30は、今日の人気ベンチマーク指標の一つである。
- 教科書をざっと読んで、君が書きたいものなら何でもトピックを選べるよ。
- 様々なトピックの中で……
- 今日皆さんに発表するトピックスはありません。
- 私はこのトピックについてもっとリサーチします。
- それはありふれたトピックです。
- 私は今日は特にトピックはありません。
- このブログは情報インフラを中心としたトピックを取り上げています。
- 今日のトピックは「北朝鮮による日本人拉致問題」です。
- 私たちは新聞を毎日読まずには最新のトピックスについてゆけない。
- 調査に関してあり得るトピック
- 会話のトピックとして不適当か禁止されている
- リアルタイムにおいて多くのユーザーが通信できるインターネットのサイト(一般に、特定のトピックが専門のもの)
- 特定のトピックの系統的な解釈か説明(通常書かれた)
- トピックのページへのリンク