誇張法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/28 09:29 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動誇張法(こちょうほう、ギリシャ語: υπερβολή、ドイツ語: Hyperbel、ラテン語、英語、フランス語:Hyperbole)とは、主張を大げさにする修辞技法のこと。 誇張法は、強い印象を想起させる、あるいは強い印象を生むのに用いられる。文字通りの意味に取るものではない。
概略
誇張法は表現の力強さを生むのに用いられる。詩の中でよく使われる文学的趣向であり、さりげないスピーチの中にもしばしば見られる。
例
- 白髮三千丈,縁愁似箇長(李白『秋浦歌』) - 愁いで白髪が三千丈(約9km)もあるように思える。空間の誇張法。詳細は白髪三千丈参照。
- 朝辞白帝彩雲間,千里江陵一日還(李白『早發白帝城』) - 1日で千里も離れた江陵に到着した。時間の誇張法。
- 「2万%あり得ない」(橋下徹の発言)[要出典]。
- 「それは世間が、ゆるさない」(太宰治『人間失格』) - 許さないのは「世間」でなく、発言者の堀木正雄。主語の誇張であり、「主語が大きい」「太宰メソッド」などと呼ばれる。この一例としてよく使われるアジアを揶揄して出来た言葉が特定アジア。[要出典]。
関連項目
誇張法の反義語には、抑言法、緩叙法、控えめな表現( understatement)、頓降法(文中の誇張法の後の「減退」)といったものがある。
外部リンク
誇張法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/28 08:21 UTC 版)
「はらわたが煮えくり返る(ほど怒る)」、「死ぬ(死にそうな)ほど疲れる」、などがそれに当たり、一種の比喩表現(直喩またはメタファー)でもある。
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「誇張法」の例文・使い方・用例・文例
- 誇張法という修辞法
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