誇張モノマネ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/26 21:18 UTC 版)
「ハリウッドザコシショウ」の記事における「誇張モノマネ」の解説
人物や架空のキャラクターなどの特徴を誇張して行うモノマネ芸。「ネタが2兆個ある」と自称している。このネタをする際はパンツ一丁の姿が基本である。本人曰く「体の線が見えなくなっちゃうと面白くない」ため。かつては動物モノマネをしていた頃のタモリをオマージュし、白ブリーフを着用していたが、「女性の客の視線が困るのでは」という後輩のアドバイスで 黒のレスラーパンツ風の物に変え、エントリーした『R-1ぐらんぷり 2016』(関西テレビ/フジテレビ)の決勝に初めて進み優勝した。 モノマネを開始する前に「儀式」「体を清める」と称して体の各所を手で払ったり発声練習をしたりするが、異様なほど時間を要する。 「普通の〇〇は〜△△ですけど〜、誇張した〇〇は〜□□! でさぁ〜ねぇ〜」と言った風に普通のモノマネをしてから誇張したモノマネを披露する。それらのモノマネは似ているか似ていないかではなく、勢いでやっているとも言われている。 ブリッジとして行う「ゴォス」という掛け声は、実際は「ぶっ殺す」と言っている。 『あらびき団』のネット番組での再開に際して、従来のキャラクターネタが敬遠されたことから、単独ライブでやっていた「ものまね30連発」などのネタを短くパッケージしたことがきっかけ。 かつてはフリップ無しで演じていたが、よりウケを良くするために、ネタをする前にネタの内容を書いたフリップを見せてワンクッション置くという形に変えた。 誇張モノマネの原点は、少年時代に視ていたテレビ番組『東京イエローページ』(TBS)でやっていた竹中直人のコントだったということで、「そのクレージーな芸風に魅了されてその笑いをずっと意識し続け、ネタ中に叫ぶことなどが今のネタに共通しているところがある」とも話している。その竹中とは、2021年12月31日に放送された『笑って年越したい!!笑う大晦日』(日本テレビ)内のコントで共演を果たした。 物真似ネタは、コンビ時代のも含めた今までやって来た全てのネタが使えるということで、「ネタが2兆個ある」と公言していることもあながち嘘ではないという。 ガムテープによる模造の「珍棒」(静岡などで男性器を意味する隠語)を股間に付けるネタもあり、2019年の単独ライブツアーのタイトルは「ツアー珍棒」であった。 2019年より「誇張しすぎた福山雅治」というネタを頻繁に行っている。パーティーグッズ「クレイジーアイズ」やヒゲ型の吹き戻しと中空で眼球が回るメガネを組み合わせて作った自作の小道具を装着し「実に面白い(または、実に手が臭い)」「眠たくなってきちゃった…」などと口にしたり、空のペットボトルで頭部を乱打する。原型はほとんど無いが福山雅治本人から公認を得ており、コラボも行った。後者の小道具はドン・キホーテとのコラボグッズ「実に面白いヒゲメガネ」として商品化された。
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