文語ブルトン語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/16 14:14 UTC 版)
「ブルトン語レオン方言」の記事における「文語ブルトン語」の解説
伝統的に、レオンは「司祭の土地」である。バス=ブルターニュで司式していた多くの司祭たちと、驚くべき数の宣教師たちが、特異な歴史的理由からローマ教皇庁の直接統治となっていたレオン司教区の首都、サン=ポル=ド=レオンの神学校を構成していた。そこでは非常に多くの宗教的著作がレオン方言で著述された。こうしてレオン方言は、同様に重要な書記伝統を有していたトレゴール方言と並んで、(ヴァンヌ方言を除いた))文語ブルトン語に対する支配力を得た。 この事実は、言語学的研究・辞書編纂・綴字法改革を原則として彼の地域のブルトン語に基づけ、今日に至るまで文語ブルトン語に対する強い影響力をもった「ブルトン語の修復家 reizher ar brezhoneg」ジャン=フランソワ・ル・ゴニデック(1775年–1838年)の著作によって強調されている。
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