言語学的研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 10:00 UTC 版)
新村は西欧を外遊し、さまざまな資料を紹介するとともに、書誌的事項の整備など諸研究の先駆をなした。新村はこれらが活字版であるとするサトウの論を補強するとともにキリシタンの文献を日本語史の資料として扱い、キリシタンの文献が有用であることを示した。主に版本の研究が中心だったのが写本にも独自の問題が見いだされるようになったのは土井忠生や福島邦道らの諸研究によるところが大きく、写本との比較により、キリシタン版の日本語ローマ字本は整理された規範的表記であり音韻の実態と離れていることも明らかにされた。 詳細は「キリシタン資料」を参照
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