立正安国論とは? わかりやすく解説

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りっしょうあんこくろん〔リツシヤウアンコクロン〕【立正安国論】


立正安国論

読み方:リッショウアンコクロン(risshouankokuron)

鎌倉時代の書。日蓮筆。1260年作。


立正安国論〈日蓮筆/〉


立正安国論〈本阿弥光悦筆/〉

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書跡・典籍:  称名寺聖教  穀類抄  空也誄  立正安国論  竜巖徳真墨蹟  竹取物語  竺仙梵僊墨蹟

立正安国論

読み方:リッショウアンコクロン(risshouankokuron)

分野 仏教書

年代 鎌倉中期

作者 日蓮


立正安国論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/01 08:20 UTC 版)

立正安国論』(りっしょうあんこくろん)は日蓮が執筆し、文応元年7月16日ユリウス暦1260年8月24日グレゴリオ暦1260年8月31日[1])に時の最高権力者にして先の執権得宗)である北条時頼鎌倉幕府第5代執権)に提出した文書


注釈

  1. ^ 正嘉地震正嘉の飢饉など。
  2. ^ 特に法然と『選択本願念仏集』への批判が大部分を占めている。

出典



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立正安国論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 23:32 UTC 版)

日蓮」の記事における「立正安国論」解説

詳細「立正安国論」参照 日蓮文応元年1260年7月16日得宗(元執権北条時頼提出した文書が立正安国論である。日蓮は、相次ぐ災害原因人々正法である法華経信じずに浄土宗などの邪法信じていることにあるとして対立宗派非難しこのまま浄土宗などを放置すれば国内では内乱起こり外国からは侵略を受けると唱え逆に正法である法華経中心とすれば(「立正」)国家国民安泰となる(「安国」)と主張したその内容激昂し浄土宗宗徒による日蓮襲撃事件招いた上に、禅宗信じていた時頼からも「政治批判」と見なされて翌年には日蓮伊豆国流罪となった。この事は「教え広める者は、難に遭う」という『法華経』の言葉に合う為、「法華経行者としての自覚深めるになった。 しかし、時頼没後文永5年1268年)にはモンゴル帝国から臣従要求する国書届けられ元寇至り国内では時頼の遺児である執権北条時宗異母兄時輔を殺害し朝廷では後深草上皇亀山天皇対立様相見せ始めた日蓮とその信者は『立正安国論』をこの事態到来予知した予言書であると考えようになった日蓮はこれに自信深め弘安元年1278年)に改訂行い(「広本」)、さらに2回『立正安国論』を提出し合わせて生涯3回の「国家諫暁」(弾圧迫害恐れず権力者に対して率直に意見すること)を行った

※この「立正安国論」の解説は、「日蓮」の解説の一部です。
「立正安国論」を含む「日蓮」の記事については、「日蓮」の概要を参照ください。

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