鎮護国家とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 政治 > 国家 > 国家 > 鎮護国家の意味・解説 

ちんご‐こっか〔‐コクカ〕【鎮護国家】

読み方:ちんごこっか

仏教によって国家をしずめまもること。また、そのために「法華経」「仁王般若(にんのうはんにゃ)経」「金光明経」などの経典読誦修法を行うこと。


鎮護国家

読み方:チンゴコッカ(chingokokka)

仏法によって国家護るとする思想

別名 鎮国


ちんごこっか 【鎮護国家】

仏教教法により国家安泰をはかること。そのための修法用いる『仁王般若経』『金光明経』『法華経』を鎮護国家の三部という。奈良平安仏教はこれが特色一つだった。国分寺はこの思想に基づく。→ 国分寺

鎮護国家

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 05:47 UTC 版)

鎮護国家(ちんごこっか)とは、仏教には国家を守護・安定させる力があるとする思想である。


  1. ^ 『仏教の教えから仏像お葬式の知識まで今日から役立つ仏教』、74頁。 
  2. ^ 全国歴史教育研究協議会 編『日本史B用語集』山川出版社、2000年。ISBN 4634016109 
  3. ^ 勿論、異端とされた集団への弾圧は行われたが、それは仏教についても言える(例:日本の行基集団)。
  4. ^ 平安時代には伴善男弁官時代に僧尼令のうちに実際に利用されていなかった条文の規定を逆手に取って同僚弁官全てを失脚させるという事件が起こっている(善愷訴訟事件)。これも僧尼令の適用の実態に疑問を投げかける事例と言える。


「鎮護国家」の続きの解説一覧



鎮護国家と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「鎮護国家」の関連用語








8
安鎮法 デジタル大辞泉
78% |||||


10
金光明経 デジタル大辞泉
58% |||||

鎮護国家のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



鎮護国家のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
中経出版中経出版
Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの鎮護国家 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS