伴善男とは? わかりやすく解説

とも‐の‐よしお〔‐よしを〕【伴善男】


伴善男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 23:51 UTC 版)

伴 善男(ともの よしお、弘仁2年〈811年〉- 貞観10年〈868年〉)は、平安時代初期から前期にかけての公卿参議伴国道の五男。官位正三位大納言伴大納言と呼ばれた。


  1. ^ 日本三代実録』によると国道は延暦24年(805年)に恩赦により帰京したとされる。
  2. ^ 宇治拾遺物語』など
  3. ^ 『続日本後紀』承和13年11月14日条
  4. ^ 意見十二箇条
  5. ^ 安田政彦『災害復興の日本史』(吉川弘文館、2013年2月1日発行) p29、全国書誌番号:22196456
  6. ^ 『日本文徳天皇実録』斉衡2年2月17日条
  7. ^ 江談抄』によると、「伴中庸が自白した」と偽りを言って自白を迫ったところ、善男は観念して自白したという。
  8. ^ 実際は中庸単独の犯行で父の善男の知らぬところであったが、事件に激怒した清和天皇の意向で善男も連座したとする説もある(鈴木琢郎「摂関制成立史における「応天門の変」」『日本古代の大臣制』(塙書房、2018年) ISBN 978-4-8273-1298-0 (原論文:2015年))。
  9. ^ a b c d e 12 貴族が流された国伊豆”. 静岡県立中央図書館. 2022年1月4日閲覧。
  10. ^ a b c 『日本三代実録』貞観8年9月22日条
  11. ^ 佐伯有清『伴善男』(吉川弘文館、1986年)
  12. ^ a b c d e f g h i j k l 『公卿補任』
  13. ^ a b 「石井系図」『静岡県史』資料編4古代,1117頁


「伴善男」の続きの解説一覧

伴善男(とものよしお)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 10:12 UTC 版)

陰陽師 (漫画)」の記事における「伴善男(とものよしお)」の解説

貞観時代大納言神話の時代から天皇仕えた由緒正し一族で、源信源氏三兄弟激しく対立していた。応天門放火した大逆の罪をきせられ隠岐国流罪となる(応天門の変)。

※この「伴善男(とものよしお)」の解説は、「陰陽師 (漫画)」の解説の一部です。
「伴善男(とものよしお)」を含む「陰陽師 (漫画)」の記事については、「陰陽師 (漫画)」の概要を参照ください。


伴善男(とも の よしお)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 18:37 UTC 版)

応天の門」の記事における「伴善男(とも の よしお)」の解説

大納言良房に次ぐ朝廷実力者藤原氏代わり朝廷実権掌握しようとしており、様々な策謀画策している。

※この「伴善男(とも の よしお)」の解説は、「応天の門」の解説の一部です。
「伴善男(とも の よしお)」を含む「応天の門」の記事については、「応天の門」の概要を参照ください。

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