とも‐の‐よしお〔‐よしを〕【伴善男】
伴善男
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伴 善男(ともの よしお、弘仁2年〈811年〉- 貞観10年〈868年〉)は、平安時代初期から前期にかけての公卿。参議・伴国道の五男。官位は正三位・大納言。伴大納言と呼ばれた。
- ^ 『日本三代実録』によると国道は延暦24年(805年)に恩赦により帰京したとされる。
- ^ 『宇治拾遺物語』など
- ^ 『続日本後紀』承和13年11月14日条
- ^ 『意見十二箇条』
- ^ 安田政彦『災害復興の日本史』(吉川弘文館、2013年2月1日発行) p29、全国書誌番号:22196456
- ^ 『日本文徳天皇実録』斉衡2年2月17日条
- ^ 『江談抄』によると、「伴中庸が自白した」と偽りを言って自白を迫ったところ、善男は観念して自白したという。
- ^ 実際は中庸単独の犯行で父の善男の知らぬところであったが、事件に激怒した清和天皇の意向で善男も連座したとする説もある(鈴木琢郎「摂関制成立史における「応天門の変」」『日本古代の大臣制』(塙書房、2018年) ISBN 978-4-8273-1298-0 (原論文:2015年))。
- ^ a b c d e “12 貴族が流された国伊豆”. 静岡県立中央図書館. 2022年1月4日閲覧。
- ^ a b c 『日本三代実録』貞観8年9月22日条
- ^ 佐伯有清『伴善男』(吉川弘文館、1986年)
- ^ a b c d e f g h i j k l 『公卿補任』
- ^ a b 「石井系図」『静岡県史』資料編4古代,1117頁
伴善男(とものよしお)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 10:12 UTC 版)
「陰陽師 (漫画)」の記事における「伴善男(とものよしお)」の解説
貞観の時代の大納言。神話の時代から天皇に仕えた由緒正しい一族で、源信ら源氏の三兄弟と激しく対立していた。応天門に放火した大逆の罪をきせられ隠岐国へ流罪となる(応天門の変)。
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伴善男(とも の よしお)
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「応天の門」の記事における「伴善男(とも の よしお)」の解説
大納言。良房に次ぐ朝廷の実力者。藤原氏に代わり朝廷の実権を掌握しようとしており、様々な策謀を画策している。
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