郡司とは?

ぐん‐じ【郡司】

律令制で、国司の下で郡を治め地方官大領少領主政主帳四等官からなり、主に国造(くにのみやつこ)などの地方豪族世襲的に任ぜられた。また、特に長官大領をいう。こおりのみやつこ

郡司の画像

こおり‐の‐つかさ〔こほり‐〕【司】

「ぐんじ(郡司)」に同じ。


ぐん‐じ【郡司】

〔名〕 (「ぐんし」とも)

令制下の地方官国司の下で、一郡を統治した。大化改新六四五)に始原があるが、大宝令以後大領少領主政主帳四等官構成される。郡司は以前国造系譜を引く現地豪族優先的補任され、終身官代々世襲された。これは律令制の他の官職比べ極めて顕著特徴である。郡職。

続日本紀天平一一年(739五月甲寅諸国郡司、徒多員数、無任用、侵百姓蠧実深、仍省旧員改定

② ①の長官。郡の大領を意味する。

宇治拾遺(1221頃)九「郡の司にやどをとれり。〈略〉あるじの郡司は、郎等引具して出ぬ」


ぐんじ【郡司】

(「ぐんし」とも) 姓氏一つ


こおり【郡】 の 司(つかさ)

① 郡を統轄する職の称。終身の官。大領(こおりのみやつこだいりょう)、少領(すけのみやつこしょうりょう)、主政(まつりごとびとしゅせい)、主帳(ふみひとしゅちょう)の四等官がある。その政庁郡家(ぐんけ・こおりのみやけ)という。ぐんじ。

出雲風土記733意宇「郡司(こほりのつかさ)主帳无位海臣」

② =こおり(郡)の領(みやつこ)

拾遺(1005‐07頃か)雑下・五六四・詞書「こほりのつかさにかしらしろきおきなの侍りけるをめしかむがへんとし侍ける時」


郡司

読み方:グンジ(gunji)

律令制下の地方官郡内政務を行った。


郡司

読み方
郡司くんし
郡司くんじ
郡司ぐじ
郡司ぐんし
郡司ぐんじ
郡司ぐんぢ
郡司ぐんづ
郡司さとつかさ

郡司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 17:02 UTC 版)

郡司(ぐんじ、こおりのつかさ)は、日本の律令制下において、律令国内の各を治める地方官である。中央官僚である国司の下で、の行政に当たり、その地の有力者が世襲的に任命された。


  1. ^ 馬場基「中央と地方を結ぶ人々の動き」館野和己・出田和久 編『日本古代の交通・流通・情報 1 制度と実態』(吉川弘文館、2016年) ISBN 978-4-642-01728-2 P91-95


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