相次ぐ災害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 07:32 UTC 版)
これと前後して中川村は続けて災害に襲われた。1953年(昭和28年)は7月末から8月はじめにかけて上川地方を襲った集中豪雨による水害、翌月の9月26日に台風15号による暴風雨被害、異常天候による冷害が発生。その後も1955年(昭和30年)には全道的な豪雨により農地や佐久市街が泥水に覆われるなど開村以来の豪雨被害、翌1956年(昭和31年)には冷害が発生し、神路地区では離農も発生する状況にあった。 1962年(昭和37年)の台風9号・10号は村内の大和地区を復旧困難に伴う全戸集団移住に追い込む被害であったが、神路地区においても2戸12名の離農が発生し、翌1962年(昭和38年)3月と4月にそれぞれ中川町板谷と名寄市へ転出した。村では30万円の移転費を支給している。なお、転出同年時点での農家の内訳は表の通りであった。 1962年(昭和38年)時点での農業経営概況(神路地区のみ抜粋)農家戸数人口(人)稼働力(人)農用地家畜反(アール換算した近似値)乳牛肉牛馬豚めん羊にわとり7 35 21 41.6 412.56 0 2 10 11 5 70
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