相次ぐ禁止薬物の検出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 02:06 UTC 版)
「2013年の日本競馬」の記事における「相次ぐ禁止薬物の検出」の解説
地方競馬で、競走馬から禁止薬物の検出が相次いだ。いずれも提出された検体を公益財団法人競走馬理化学研究所が検査した際に判明したもので、主催者により所轄の警察へ競馬法違反の疑いで届けが出されている。 7月7日 - 6月25日の門別競馬第10競走で2着となった5歳牝馬の尿から、プロカインを検出。馬は30日間の出走停止処分、馬主や調教師・騎手へ支払われた賞金は返還させることとした(的中馬券はそのまま有効)ほか、管理調教師の佐久間雅貴に対して戒告および9月10日から開催日60日間の賞典停止。 8月11日 - 7月28日の盛岡競馬第10競走(ひまわり賞)で5位入線した3歳牝馬の尿から、カフェインを検出。馬は当該レースを失格としたうえで30日間の出走停止処分、馬主や調教師・騎手へ支払われた賞金は返還させることとしたほか、管理調教師の熊谷昇に対し戒告及び2014年3月22日から開催日40日間の賞典停止処分を科した。 12月17日 - 12月7日の名古屋競馬第7競走で2位入線した4歳牝馬の尿から、ニコチンを検出。報告を受け同馬の血液も採取して再検査した結果、血液からは検出されなかったため、尿検査で陽性反応が出た原因は引き続き調査中としている。
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