僧のあり方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/19 22:59 UTC 版)
「在家仏教 (河口慧海)」の記事における「僧のあり方」の解説
(105章) 安心決定の根本である釈尊帰入の真実三昧から五戒実行に至るまでを、自身の身語意業に表わし、向上菩提の実行を教えることに専ら務める。 自家の日常の生活費を世俗の産業・経営等によって得て、法のために尽す。 葬式の引導、祈祷、法事の主宰などは行わない。ただし、死人の遺族に対して説法・読経することは良い。 仏教を宣揚するための必要費を、宣法の謝儀より受けることも良い。 ウパーサカの妻はウパーシカでなければならず、その結婚式は仏前において厳粛に実行される。 ウパーサカ僧になるための修行として、最低三ヶ月間、秘密・無報酬にて普通便所、共同便所、及び公共道路等の掃除を行う必要がある。また夜は、身口意の三業瑜伽として、身は禅坐し、口には実修七章の歌(98章〜104章)を歌い、意にその義を観じて、向上法の実修をする。
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