僧の待謡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/23 17:17 UTC 版)
僧は、塩屋で一夜を明かし、漁翁が正体を現すのを待つ。 ワキ〽声も更け行く浦風の、声も更け行く浦風の、松が根枕そばだてて、思ひを延ぶる苔筵(こけむしろ)、重ねて夢を待ち居たり、重ねて夢を待ち居たり [僧](夢を覚まさずに待てという)老人の声が聞こえたが、浦風が吹いてきて、夜も更けてきた。松の根を枕とし、苔をむしろとして、改めて夢を待っているところだ。
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