アポステリオリとは? わかりやすく解説

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ア‐ポステリオリ【(ラテン)a posteriori】

読み方:あぽすてりおり

[名・形動《より後なるものから、の意》中世スコラ哲学では、因果系列結果あるいは帰結から原因原理へ向かう認識方法をいい、近代認識論では、経験に基づくことをさす。⇔アプリオリ

「ア‐ポステリオリ」に似た言葉

アポステリオリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/28 18:01 UTC 版)

アポステリオリ (: a posteriori) とは、「より後のものから」を意味するラテン語表現であり、中世スコラ学においては「結果・帰結から原因・原理にさかのぼる帰納的な(推論・議論・認識方法)」という意味で用いられていたが、カント以降は「経験に基づく後天的・非生得的・後験的な(認識)」という意味で用いられるようになった[1]


  1. ^ アポステリオリとは - コトバンク
  2. ^ 伏見康治「確率論及統計論」第2章 数学的補助手段 9節 公理系 p.64 ISBN 9784874720127 http://ebsa.ism.ac.jp/ebooks/ebook/204


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