流布
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 01:19 UTC 版)
『徒然草』という著名な作品に琵琶法師の語りがあったことを記されている『平家物語』と違い、『保元物語』には流布について語る史料はそれほど多くない。すでに「成立」でふれた『普通唱導集』を除けば、花園院の手になる『花園院宸記』の元亨元年(1321年)4月16日の記事に「平治・平家等」の琵琶語りがおこなわれたとあるのを挙げ得る程度である。『保元』とはないが、「平治・平家等」とあるのによれば、おそらくは含んでいるものと思われる。すくなくとも、鎌倉時代も半ばから後期には為朝の武勇譚などが巷間に広まっていたのであろう。
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流布
「流布」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は醜聞を流布する者であると言われた。
- 彼女が新しい職についたという噂が流布している。
- 吸血鬼伝説はバルカン地方に流布している。
- 火事は不注意な喫煙者の煙草の火が原因だと流布された。
- その本は広く流布している.
- 種々の風説が流布している
- あの銀行がつぶれるような風説が流布している
- 風説が流布する
- 忌わしい風説が流布している
- 携帯機器またはパソコンで再生するためにインターネットに流布させる(マルチメディアのファイル)
- 偽りの人格または個性が流布され、受け入れられる
- スラング用語の流布
- 広く流布している思想の流れ
- ある主張を推進する目的で流布される情報
- 世界が終わる前に現れ、正義と宗教を復活させる救世主的なリーダー(民間に流布してるイスラム信仰による)
- 偽札または偽コインを流布する人
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